このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<223系 直流近郊形電車>


(撮影:3000番台 「新快速/姫路」  坂田〜長浜  2006/2/5)

【解説】

 223系は、221系の後継にあたる快速用車両として平成6年に登場しました。ステンレス車体・VVVFインバーター制御・転換式クロスシートを採用しています。JR西日本の大阪地区を中心に幅広く運用されているため、番台も多く、0番台・1000番台・2000番台・3000番台・5000番台が存在します。
 0番台は、関西空港アクセス用で、ヘッドライトが丸型なのが特徴です。VVVFインバーターにはGTO素子を採用しています。座席は2人掛と1人掛の転換クロスシートで、スーツケース等が固定できるフックがついています。1000番代は、新快速用として平成7年に登場し、ヘッドライトは角型になり、座席を両側とも2人掛にしています。VVVFインバーター制御にもIGBT素子が採用され、130km/h運転も行えるようになりました。2000番代・3000番代も基本的な構造は1000番代と共通です。5000番台は、快速「マリンライナー」用として平成15年に登場し、連結時に通り抜けができるよう、貫通幌がついています。

【運用】

 0番代は、関西空港アクセス快速用で、主に「関空快速」「紀州路快速」(京橋・大阪〜関西空港・和歌山)に使用されています。1000番台・2000番台・3000番台は、長浜・米原・草津・近江今津〜姫路・網干・播州赤穂間の新快速を中心に運用されますが、普通・快速列車にも幅広く運用されています。5000番台は、快速「マリンライナー」にJR四国の5000系と連結して運転されています。

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