このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

475系 交直流急行形電車(鹿児島)

(撮影:Gk-5編成 「普通/熊本」 小川駅 2004/1/13)
【解説】

 153系をベースに60Hz用の交流機器を追加して昭和37年に登場したのが471系で、471系を出力アップして登場した473系を経て、昭和40年に50/60Hz共用で抑速ブレーキを備えた475系が登場しました。車両の性能は直流の165系と同じで、MT54形モーター(120kW)、CS15形主制御器(抑速ブレーキ付)を採用しています。
 JR九州では鹿児島総合車両所に配置されています。鹿児島総合車両所のGk5編成(写真)は2000年ミレニアムを記念して、国鉄時代の交直流急行色に変更されており、裾部の線も再現されています。同区の車両はすべて前照灯がシールドビームのものに取り替えられいてます。

 なお、北九州地区から415系・817系の転属により、現在は運用はありません。
【運用】

 九州新幹線開業によりそれまで運用されていた、鹿児島本線(八代〜川内)が第3セクターに移行され、また北九州地区から転属してきた817系等に一部が置き換えられたため運用は激減し、晩年は鹿児島本線(川内〜鹿児島中央)、日豊本線(鹿児島中央〜宮崎)のワンマン運転でない普通列車に運用されていました。しかし、平成17年3月のダイヤ改正で定期運用が無くなり、現在は廃車(保留車)となりました。

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