このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

717系交流近郊形電車(JR九州)


(撮影:717系Hk-5編成 出水駅 2001/3/17)

 東北・上越新幹線の開業によって電車急行が廃止されて、455系、475系などの急行形電車に余剰が出ました。しかしその車両自体も老朽化してきているので、車体の特別保全などによって延命が図られましたが、特別保全には限度がありました。そこで417系に準じた車体のみを新製した車両として717系登場しました。0・100番代は東北地区に配属されました。451系の更新車が0番代で、453系の更新車が100番代と区別されています。抑速ブレーキついておらず、種車の装置を使用して冷房車となっています。塗色はクリーム地に緑帯の東北色で、仙台電車区に配属されています。200・900番代は九州地区用として登場しました。475系を種車としていて、713系の後継車に位置付けられています。200・900番代とも2両編成です。平成7年に登場した900番代は457系を種車にしていて車体を新製せず、車両の中央に両開きの扉が取り付けられました。九州地区の717系はクロスシートがよりロングシートの部分が多いので定員が多くなっています。塗色はクリーム地に青帯の九州色で、大分電車区と鹿児島総合車両所に配属されています。


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