このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

811系 交流近郊形電車

(撮影:P4編成 「普通・628M/日出」  豊後豊岡〜暘谷  2010/4/17)
【解説】

 JR九州が競合する私鉄に対抗するための車両改善を目的に平成元年7月に快速列車用として投入された車両が811系です。従来の421系・423系などに対して車内外のデザイン、性能などが一新されています。基本編成は4両となっていますが、付随車(サハ)を抜いた3両編成や2両1ユニットの付属編成の連結が可能な構造になっています。車体は軽量ステンレス製が採用されて、415系1500番代に準じた仕様になっています。片側3扉の両開きですが戸袋窓はなくなっています。車内はツートンカラーの2+2人掛けの転換式クロスシート(車端部は固定式)です。平成4年から登場した100番代は床面積を広くして定員を増やすために扉よりの1列も固定式になりました。サハの200番代は100番代に便所を設置した仕様の車両です。
【運用】

 鹿児島本線(門司港〜荒尾)、日豊本線(小倉〜佐伯)、長崎本線(鳥栖〜肥後大浦)等で、普通・快速列車に使用されています。現在は、813系等の後継車両の登場により快速運用は減少し、鹿児島本線での普通列車に主に使用されています。

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