<E127系 直流近郊形電車> |
(撮影:V2編成・新潟地区用 「ワンマン普通・929M/村上」
金塚〜中条
2009/2/24) |
【解説】
E127系は、新潟地区の165系、信州地区の169系などの老朽化した急行形車両の置き換え用として平成7年に登場しました。車体は209系電車に準じたステンレス車体ですが、側扉は片側3箇所となっています。新潟地区と長野地区では、車体前面の形状が若干異なっています。外観は、115系等の従来車とカラーリングを合わせるために、新潟地区では緑系の帯、長野地区では水色系の帯となっています。
車内はオールロングシートで、冬季の車内保温用にドア開閉用のスイッチが各ドアに設けてあります。松本地区の車両ではクロスシートを一部のドア間に設置しています。制御方式は、近年の車両に標準のVVVFインバーター制御です。主電動機はMT71で、制御装置はSC51となっています。 |
【運用】
新潟地区では越後線、白新線、羽越本線(新津〜新発田〜村上)、信越本線(新潟〜長岡)等に運用されます。朝夕は需要に応じて3本を連結させた6両編成での運転もあります。松本地区では大糸線で主に使用されています。両地区とも2両編成の列車に対しては、時間帯によりワンマン運転を実施しています。 |
(撮影:A7編成・長野地区用 「ワンマン普通・4236M/松本」
信濃常盤〜安曇沓掛
2007/9/15) |