このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<E721系 交流一般形電車>

(撮影:P20編成他 「普通・4425M/利府」  東仙台〜岩切  2007/7/27)
【解説】

 
0番台の車両は、老朽化した455系・417系・717系等の2扉の旧型車を置き換える目的で、平成19年2月から運用を開始しました。500番台の車両は、仙台空港のアクセス用で平成19年3月のダイヤ改正から運用されました。両車とも、ステンレス製・片側3扉です。
 E721系の主な特徴は、バリアフリーの観点からドアステップを廃止し、ホームとの段差を従来の車両より小さくしたことです。これは、床下機器の小型化や小径車輪を採用することで実現しています。また、トイレ・優先席・ドアスイッチなどもバリアフリーに対応させています。車内は、4人掛けボックスシート+2人掛けロングシート(車端部は4人掛け)のセミクロスシートで、座席幅・シートピッチは従来の車両より余裕があります。また、ボックスシートの窓際に小テーブルがついています。制御方式はVVVFインバーター制御で、回生・抑速ブレーキ付電気指令式空気ブレーキを採用しています。
 仙台車両センターに0番台(2両編成)が39本・78両、500番台(2両編成)が4本・8両在籍しています。
【運用】

 
運用は、0番台は東北本線(黒磯〜一関)、仙山線、常磐線(岩沼〜原ノ町)です。500番台は東北本線(仙台〜名取)、仙台空港鉄道(名取〜仙台空港)です。26両編成で運転されます。なお、ワンマン設備がないため、2両編成で運転時も車掌が乗務します。500番台は、仙台空港鉄道所有のSAT721系と共通運用されています。

(撮影:P3編成 「普通・524M/仙台」  小牛田〜松山町  2007/7/27)

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