<50系 一般形客車> |
(撮影:オハフ50 879他 「普通/直方」 門司港駅 2000/7/23) |
【解説】
1970年代後半にオハ35系の置き換えとして、電車・気動車と設備を同等とした通勤用客車として地方都市圏用に50系が投入されました。側扉も1メートル幅の自動扉を採用し、車端部の座席をロングシート・中央部をボックスシートにした、近郊型の車両です。東北地方向けにも製作されているため、デッキ付となっています。デッキも両開扉とし、乗降時間短縮を図っています。また、冷房改造された車両では、ボックスシート1箇所分に冷房装置が取り付けられています。
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【運用】
JR九州の筑豊篠栗鉄道部に所属していた車両は、平成13年10月の福北ゆたか線交流電化まで、飯塚・直方〜若松・門司港間の普通列車にDD51型機関車牽引の6両編成で、日本最後の定期の客車普通列車として運転されていました。なお、SL牽引用の客車に改造された車両は、現在でも運用されている車両があります。 |
(撮影:オハフ50 879車内 「普通/直方」 門司港駅 2000/7/23) |