このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

キハ40形 一般形気動車(JR東海)

(撮影:キハ40 6308 「ワンマン普通・1852D/高山行」 飛騨古川〜飛騨国府 2005/10/30)
【解説】

 キハ40系は、昭和52年に老朽化の進んだキハ10・17系等の置換え用として非電化ローカル線向けに登場した一般形気動車です。大型の車体に2扉セミクロスシートの構造となっています。片運転台車両としては、キハ47形(両開き扉)・48形(片開き扉)の2形式が存在します。キハ47形の台車は、コイルバネのDT22型を採用しています。
 JR東海の車両は、冷房化改造工事・カミンズ社製エンジンに交換・ワンマン運転に対応した設備を設置などが行われています。 カミンズ社製エンジン(350PS)は、全車が換装を完了しています。

 平成27年3月のダイヤ改正で、武豊線電化で余剰となったキハ75形の転入、キハ25形2次車の増備により美濃太田車両区の車両は運行を終了し、一部を除きミャンマー国鉄に譲渡されました。伊勢車両区の車両も平成28年3月のダイヤ改正で運用を終了しました。
【運用】

 晩年、JR東海には美濃太田車両区に7両、伊勢車両区に7両の計14両が配置されており、紀勢本線(亀山〜新宮)、参宮線(多気〜鳥羽)、高山本線(岐阜〜猪谷)、太多線(美濃太田〜多治見)の普通列車にキハ48形と共に使用されていました。

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