このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

キハ48形 一般形気動車(JR東海)

(撮影:キハ48 3812+6812+6309+3005+6502 「普通・333C/新宮」 多気〜相可 2014/8/17)
【解説】

 キハ40系は、昭和52年に老朽化の進んだキハ10・17系等の置換え用として非電化ローカル線向けに登場した一般形気動車です。大型の車体に2扉セミクロスシートの構造となっています。キハ48形は、両端に片開き扉を配した片運転台車両で、両開き扉車両としてキハ47形が存在します。台車は、コイルバネのDT22型と空気バネのDT44型の2種類があります。
 JR東海の車両は、冷房化改造工事・カミンズ社製エンジンに交換・ワンマン運転に対応した設備を設置などが行われています。 カミンズ社製エンジン(350PS)は、全車が換装を完了しています。3000番台は初期に、武豊線のワンマン列車で使用するために改造されたものです。5000番台・6000番台は後期にエンジン換装が行われたもので、エンジンにコンプレッサーが内臓されています。また、下三桁が300番台・800番台はワンマン改造工事を施工しています。
全車両、ATS-PT改造が施工されています。
 キハ25形2次車の投入により、順次運用を離脱しており、平成27年度中に運用を終了し、廃車となった車両は一部を除きミャンマー国鉄に譲渡されています。
【運用】

 キハ48形は美濃太田車両区に26両、伊勢車両区に14両の計40両が配置されていましたが、キハ25形の投入により平成27年6月30日で美濃太田車両区の車両が運用終了となり、高山本線(岐阜〜猪谷)、太多線(美濃太田〜多治見)の運用から退いています。
 
伊勢車両区の車両は、紀勢本線(亀山〜新宮)、参宮線(多気〜鳥羽)、の普通列車にキハ40形と共に使用されていますが、平成28年3月のダイヤ改正でにキハ25形に置き換えられました。
 
(撮影:キハ48 3812+6812 「普通・328C/多気」 新鹿〜波田須 2015/10/4)

(撮影:キハ48 3809他 「回送」  飛騨古川〜飛騨国府  2005/10/30)
 
(撮影:キハ48 6803他 「普通・3711D/美濃太田」  坂祝〜美濃太田  2011/11/13)

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