<キハ120形 一般形気動車> |
(撮影:キハ120-350他 「臨時/越中八尾行」
速星〜千里
2005/9/3) |
【解説】
キハ120形はJR西日本に残る老朽化したキハ58系などの置き換え、ローカル線の経営改善の目的で平成4年に登場しました。車体長15.8mで小型・軽量のワンマン運転対応の軽快形ディーゼルカーです。250PSのエンジンを搭載し、機関直結式の冷房装置も取り付けてあります。
キハ120形には大きく分けて、1次車の200番台、2次車の0番台、3次車の300番台が存在します。200番台は、鋼製車体でセミクロスシート。0番台は、平成5年の登場でステンレス車体に車内はロングシート、エンジン出力が増強され330PSになりました。300番台は、平成6年〜8年に登場し、ステンレス車体でセミクロスシートです。また、基本的に車内にはトイレの設備がありませんでしたが、旅客からの苦情や要望により平成16年度からトイレ設置工事が施工され、平成18年度中に全車両(89両)に取付が完了しています。
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【運用】
JR西日本のほとんどの非電化線区で、単行(1両)から4両編成でワンマン普通列車を中心に運用されています。関西本線(亀山〜奈良)・越美北線(福井〜九頭竜湖)・高山本線(富山〜猪谷)・木次線(宍道〜備後落合)・三江線(三好〜江津)・津山線(岡山〜津山)・芸備線(広島〜備中神代・新見)・因美線(鳥取〜津山)・姫新線(佐用〜新見)・山陰本線(出雲市〜長門市)・美祢線(仙崎・長門市〜厚狭)などで運用されます。 |
(撮影:キハ120-8・302 「ワンマン普通/加茂」
加太〜柘植
2006/2/11) |
(撮影:キハ120 356 「ワンマン普通・1681D/津山」
三浦〜美作滝尾
2007/11/9) |