このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<キハ125形 一般形気動車>


(撮影:キハ125-10他 「ワンマン普通・1856D/久留米行」 由布院〜野矢 2005/8/27)

【解説】

 平成5年に、老朽化したキハ45系等の置き換えを目的として登場しました。新潟鉄工所のNDCシリーズ(ローカル線用気動車)で、JR九州では車体が斬新な黄色に塗色され「Y-DC125」の愛称で親しまれています。1次型(キハ125-1〜11)と2次型(キハ125-12〜25)が存在しており、若干仕様が異なっています。凡用性に優れており、乗客の多さに応じて編成を容易に変更ができる構造になっています。また、キハ40・47形等の従来の車両でも連結できるなど、互換性もある車両です。
 室内は、グレー系の床・側壁に、濃青色でJR九州定番の豹柄のシートになっています。ドア付近はロングシート、中央の4列がボックスシートのセミクロスシートで、一般形車両では珍しく、横引きカーテンが採用されています。当初はトイレ無しでしたが、平成15年から車椅子対応トイレの設置改造が行われています。エンジンは、330馬力のDMF13HZ形を1基搭載しています。
 JR西日本やJR東海をはじめ、地方の私鉄などにもキハ125形と同じような車両が走っています。現在は、唐津鉄道事業部に6両、豊肥久大鉄道事業部に19両の計25両が配置されています。

【運用】

 唐津鉄道事業部の車両は、唐津線(佐賀・久保田〜西唐津)・筑肥線(山本〜伊万里)、豊肥久大鉄道事業部の車両は、筑豊本線(桂川〜原田)・久大本線(久留米〜大分)・日田彦山線(日田〜田川後藤寺)・豊肥本線(大分〜熊本)のワンマン列車を中心に使用されています。

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