このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<キハ181系 特急形気動車>

(撮影:キハ181 22 他 「4D・特急はまかぜ4号/大阪」  和田山〜竹田  2010/8/20)
【解説】

 キハ181系は、キハ80系のパワーアップ版として、昭和43年10月のダイヤ改正から中央線の特急「しなの」号で登場し、本州・四国の勾配線区に活躍の場を広げていきました。キハ80系のDMH17形エンジンでは180PSの出力しか出ませんでしたが、キハ181系のDML30形エンジンでは500PSもの大出力が出るようになり、勾配線区でのスピードアップに貢献し、平坦路線では120km/hの高速走行をすることができるようになりました。
 現在は、JR西日本の京都総合運転所に、塗色を変更した車両が在籍するのみとなり、国鉄特急色の車両は廃車となってしまいました。老朽化も著しいことなどから、定期運用は持たず、廃車が進行しています。
【運用】

 
平成13年7月に特急「おき」・「くにびき」が、平成15年10月に特急「いなば」がそれぞれキハ187系に置き換えられ、平成17年3月のダイヤ改正で特急「いそかぜ」(小倉〜益田)が廃止され、国鉄特急色の定期運用はなくなりました。さらに平成22年11月で、特急「はまかぜ」(大阪〜浜坂・鳥取)がキハ189系に置き換えられ、定期運用がなくなりました。現在は、一部の臨時列車に使用されるのみです。

(撮影:キハ181 49 他 「2D・特急はまかぜ2号/大阪」  江原〜八鹿  2010/8/20)

(撮影:キハ181 49 他 「9030D・特急おわら1号/越中八尾」  速星〜千里  2010/9/2)

(撮影:キハ181 22 他 「2D・特急はまかぜ2号/大阪」  長谷〜寺前  2010/11/6)

(撮影:・キハ181 27 他 「1D・特急はまかぜ1号/浜坂」  長谷〜生野  2010/10/9)

(撮影:キハ181 21他 「特急おわら号/越中八尾」  速星〜千里  2005/9/3)

(撮影:キハ181 28他 「特急おき1号/米子」 小郡駅 2000/7/23)

トップページに戻る 特急形車両のページに戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください