このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

キハ25形 一般形気動車

(撮影:P1編成他 「区間快速・4512D/武豊」  尾張森岡〜緒川  2011/3/27)
【解説】

 快速「みえ」の4両編成化に伴いキハ75形車両が不足するため、武豊線で使用する車両として平成22年に1次車が登場し、平成23年3月から営業運転に入りました。
 車体・内装等は、同時期に登場した313系・4次車
に準じていますが、気動車のため床下機器、貫通路上部前照灯の有無、スカートの形状などに差異が見られます。行先表示にはフルカラーLEDを採用し、車内の運賃表示機にも液晶モニターが採用されています。また、ドア下部にはステップの準備工事がされており、武豊線電化後は高山線・太多線といったホーム高の低い地域へ転出する予定です。
 エンジンには、カミンズ製の電子制御式ディーゼルエンジンが採用され、最高出力は520ps(通常時は450ps)と高出力のため、キハ75・85系と異なり1両に1機の搭載となり、最高速度は110km/hです。変速機には変速1段、直結4段のものが採用され、低燃費に貢献しています。また、この車両では、アイドリングや低速時でも安定した発電ができるよう、定速回転装置が採用されています。
 平成26年には2次車が投入されました。2次車では座席配置がロングシートとなり、行先表示器・車内案内表示器・整理券発行機の削減などコスト削減が行われています。1000・1100番台は寒地仕様、1500・1600番台は暖地仕様となっています。
【運用】

 1次車は、平成27年3月の武豊線電化まで武豊線にて運用されていましたが、電化後は美濃太田車両区に転属して高山線・太多線で運用されています。2次車は、美濃太田車両区、名古屋車両区に配置され、高山線・太多線及び紀勢線、参宮線にて運用されています。

(撮影:M108編成 他 「普通・934D/亀山」 外城田〜多気 2016/3/17) 

(撮影:P4編成他 「区間快速・4514D/武豊」  尾張森岡〜緒川  2011/3/27)

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