<キハ52形 一般形気動車(JR東日本)> |
(撮影:キハ52 127+47 516 「普通・1145D/今泉」
中郡〜羽前小松
2007/3/23) |
【解説】
キハ20系は、全国各地の非電化支線の無煙化を果たすためにキハ17系の後継として1957年に登場しました。キハ52は、キハ20系を2基エンジンにした強力型として翌年の1958年に登場しました。1962年からの増備車は、100番代となりキハ58系と同等のエンジンが装備されました。
晩年は、盛岡車両センター(17両)と新津運輸区(7両)に配置されていました。盛岡車両センターの車両は、キハ52 154を除く16両が更新工事を受け、エンジンの載せ換え、火災対策、内装の更新等が行われていました。新津運輸区の車両も、エンジンをカミンズ製のものに載せ換えています。また、122(新津)・127(新津)・145(盛岡)・149(盛岡)の4両は、国鉄時代のクリームと朱色のツートンカラーに塗り替えられました。
水郡線へのキハE130形投入に伴うキハ110系の配置転換により、盛岡車両センターの車両は平成19年11月までに全車が運用離脱し、一部の車両は海外に譲渡されました。新津運輸区の車両は、キハE120形投入により平成21年3月のダイヤ改正で運用を退きました。 |
【運用】
盛岡車両センターの車両は、平成19年3月のダイヤ改正で花輪線の運用が消滅し、同年11月には山田線・岩泉線での運用もなくなりました。
新津運輸区の車両は、米坂線(坂町〜米沢)、磐越西線(新津〜馬下)等の区間で、キハ40系や58系と共通で運用されていましたが、平成21年3月のダイヤ改正で運用離脱し、廃車または海外譲渡となりました。
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(撮影:キハ52 147+58 739+58 1514 「普通・1931D/盛岡」
扇田〜東大館
2006/9/1) |
(撮影:キハ52 121+キハ47 「回送/坂町」
中条〜平木田
2009/2/24) |