このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<キハ58系 急行形気動車(長崎)>

(撮影:キハ58 674他 「快速シーサイドライナー/長崎」 諌早駅 2002/1/2)
【解説】

 長崎鉄道事業部・長崎運輸センターに所属していたキハ58系は、快速「シーサイドライナー」用と、一般の普通列車用の2種類が存在しました。快速「シーサイドライナー」用は、青地で客用扉が赤に塗装されており、車内は新幹線等の廃車から流用したリクライニングシートに取り替えられています。一般の普通列車用は、JR九州標準の白地に青帯で、車内は未改造のボックスシートまたは、扉付近をロングシートに改造した近郊化改造施工車です。
 なお、筑豊・篠栗線の電化に伴って転属してきたキハ66・67形、キハ200系に置き換えられ、平成14年3月に定期運用を終了し、転属した一部車両を除いて廃車・解体されました。
【運用】

 
平成14年3月に定期運用を終了するまでは、大村線(諫早〜早岐)、長崎本線(長崎〜喜々津)、佐世保線(佐世保〜早岐)の快速「シーサイドラーナー」、普通列車の運用についていました。1日1往復、松浦鉄道・佐々まで乗り入れる運用もありました。定期運用終了後は、他形式の代走で定期運用に入ったり、有田陶磁器市等の臨時列車に使用されることもありましたが、現在は全車両が廃車となり運用はありません。

(撮影:キハ58 214他 「快速シーサイドライナー/長崎」 喜々津駅 2002/1/3)

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