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<キハ58系 急行形気動車(金沢)>

(撮影:キハ28 2466+58 1047+58 596+28 2119 「臨時/越中八尾」 速星〜千里 2005/9/3)
【解説】

 
JR西日本・金沢総合車両所には、晩年5両のキハ58・28・65形列車両が配置されていました。5両の内、一般車2両が(キハ58 596、キハ28 2119)、ジョイフルトレイン「ゴールデンエクスプレスアストル」が3両(キロ65 1551、キロ29 554、キロ65 551)でした。
 一般車の2両は、元急行「能登路」用の車両で、下の写真のような黄色と白色のツートンカラーから国鉄急行色に変更されました。車内は、急行時代から変更されず全て4人掛けのボックスシートとなっています。この車両の特徴は、デフロスタの非装着、風案内板の撤去、乗務員室上の水切りの形状変更などです。この2両は、越美北線の復旧工事が終了した際の平成19年6月30日・7月1日に運転された「おくえつ」号(福井〜越前大野)の臨時列車をもって運用を退きました。
 ジョイフルトレイン「ゴールデンエクスプレスアストル」は3両編成で、両端のキロ65形が展望室構造になった改造車両です。昭和63年3月に松任工場で改造を行いました。電車との併結を行うため電気連結器を採用し、従来のキハ58系などとは連結ができません。平成9年12月に延命工事が施工され、中間車がキロ28 552からキロ28 2500番代を改造したキロ28 554に差し替えられました。しかし、平成18年11月5日・12日・26日の「ありがとうアストル」号(金沢〜猪谷)の運用を最後に廃車されました。
【運用】

 
晩年は、一般車・ジョイフルトレイン「ゴールデンエクスプレスアストル」ともに定期運用はなく、団体臨時列車を中心に活躍をしていました。一般車は、敦賀港や小浜の花火関連臨時列車や越中八尾での祭りの臨時列車に使用されたり、城端線の普通列車の代走にも活躍しました。

(撮影:キハ58 560+28 2118 「急行能登路2号/金沢」 津幡駅 2001/3/10)

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