このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

キハ66・67形 一般形気動車

(撮影:3223D 快速シーサイドライナー/長崎行 キハ66 15 他  彼杵〜千綿  2015/8/23)
【解説】

 昭和50年の山陽新幹線博多開業に伴い、北九州地区の新幹線アクセス輸送用に2両編成×15本が製造されました。両開き2扉で、車内は転換式クロスシートが採用され、冷房装置も製造当初から設置されるなど、急行列車並みの設備を装備しています。
エンジンは、キハ181系等で採用されていた水平対向12気筒のDML30HSHを搭載していましたが、整備性と燃費の問題から平成5年より直列6気筒のDMF13HZAへ換装されました。
 新製から筑豊・篠栗線で運行されてきましたが、平成13年10月の電化開業に伴い全車両が長崎地区に転属となりました。平成27年3月のダイヤ改正で故障の多かったキハ66 4+67 4が運用離脱し廃車となりました。
 国鉄急行色の塗り分けで登場しましたが、JR化後に白地に青帯のJR九州色となり、平成13年から長崎地区転属にあわせてシーサイドライナー色となりました。なお、2本は国鉄急行色、1本はハウステンボス仕様の塗色に変更されて運行されています。
【運用】

 全車両が長崎鉄道事業部長崎車両センターに配置され、長崎線、大村線、佐世保線の快速「シーサードライナー」、普通列車に2・4両編成で運用されています。

(撮影:231D 普通/長崎行 キハ66 110+67 110  彼杵〜千綿  2015/8/23)

(撮影:226D 普通/佐世保行 キハ67 12+66 12  松原〜千綿  2015/8/23)

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