<681系 交直両用特急形電車> |
(撮影:編成不明 「特急・サンダーバード7号/富山」
津幡〜倶利伽羅
2009/3/3) |
【解説】
681系は、老朽化した485系の置き換え用車両として、平成4年7月に先行車(1000番台)が登場しました。その後、平成7年2月に量産車(0番台)が登場しました。当初、先行車は9両固定編成でしたが、量産車と共通運用をさせるため、平成13年に6+3両編成に改造工事が施工されました。この他、北越急行乗り入れの特急「はくたか」用車両として2000番台が平成8年に登場しました。
制御方式は、GTOサイリスタ素子を用いたVVVFインバーター制御を日本の交直両用車両で初めて採用しました。将来の高速化のことを孝慮して最高速度は160km/hとなっており、平成14年3月から北越急行線内で160km/h運転を行っています。
平成13年3月のダイヤ改正からは、681系を基本としてコストダウンを図った683系が登場し、681系と共通で運用されていました。平成27年3月の北陸新幹線開業に伴うダイヤ改正で、北陸本線金沢以東からの運用から撤退したため、基本的に681系は特急「しらさぎ」用に転用されました。 |
【運用】
金沢総合車両所と吹田総合車両所に配置され、特急「しらさぎ」(名古屋・米原〜金沢)、特急「ダイナスター」(福井〜金沢)、特急「能登かがり火」(金沢〜和倉温泉)、ホームライナー(名古屋〜大垣・関ヶ原)に運用されています。一部、681系と共通運用で、特急「サンダーバード」(大阪〜金沢)にも運用されています。 |
(撮影:T01編成他 「特急・サンダーバード28号/大阪」
今庄〜南今庄
2009/3/4) |
(撮影:N11編成他 「特急・はくたか5号/越後湯沢」
丸岡〜芦原温泉
2009/3/4) |