このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<E257系 直流特急形電車>

(撮影:M-204編成他(非貫通型先頭車) 「特急・あずさ8号/新宿」  鳥沢〜猿橋  2007/4/29)
【解説】

 0番台は、平成13年に183・189系置き換え用に登場し、特急「あずさ」号・「かいじ」号に投入されました。居住性を重視した設計になっており、TIMS(列車集中管理装置)を装備して、加減速を従来のユニット単位から編成単位で制御し、車両の振動を押さえ、空調の効き具合を細かく調節できるようになりました。E351系に比べMT比と歯車比を上げて加減速を強化しています。また振り子式を用いておらず曲線通過速度は低下しましたが、そのため車内は広くなっています。エアコンを床下に設置したので屋根上はシングルアームパンタグラフがあるのみですっきりとしており、パンタグラフは黄色に塗られています。またエアコン吹出し口を天井から荷棚下に設置して高効率化と省エネ化を図っています。基本の9両編成と、増結の2両編成があり、最大11両編成で運転されます。
【運用】

 0番台は、特急「あずさ」(千葉・新宿〜松本)、特急「かいじ」(新宿〜甲府・竜王)を中心に、朝夕の「中央ライナー」、「湘南ライナー」、「おはようライナー」、「ホームライナー」等で幅広く運用されています。

 500番台は、特急「さざなみ」(千倉・館山〜東京・新宿)、特急「わかしお」(安房鴨川〜東京・新宿)、特急「しおさい」(銚子・成東〜東京)等に5・10両編成で運用されています。

(撮影:M-115編成(貫通型先頭車) 「特急・かいじ102号/新宿」  相模湖〜高尾  2007/4/29)

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