このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<E351系 直流特急形電車

(撮影:14M 特急「スーパーあずさ14号」/新宿 S25編成他  小淵沢〜長坂  2012/11/18)
【解説】

  E351系は老朽化した183・189系の置き換えと、スピードアップを目的としてJR東日本がE991系を参考にして開発しました。松本運転所に配属され、基本の8両編成と付属の4両編成が5本ずつ在籍しています。営業運転は平成5年12月23日の「あずさ4・9・26・31号」から、「スーパーあずさ」での運転は平成6年12月3日のダイヤ改正からです。従来の「あずさ」に比べると、速い列車で18分(新宿〜松本間)所要時間を短縮しています。以前は、「スーパーあずさ」に12両編成で運転され松本で分割・併合をして基本のみの8両編成で大糸線に出入りしていました。そのため、4号車と5号車は通り抜けができるように貫通型になっています。制御付きコロ式自然振り子システムを採用して低重心を図ったことで、中央本線のカーブをあまり速度を落とさずに走ることができます。VVVFインバーター制御、発電・回生ブレーキ併用の電気指令式空気ブレーキや耐雪ブレーキ、抑速ブレーキを装備していて、最高速度は130kmです。座席は回転式(座席下ペダル)リクライニングシートで、シートピッチは普通車が970mm、グリーン車が1170mmでシートヒーター付きです。
【運用】

 
中央線の特急「スーパーあずさ」(新宿〜松本)に運用されています。後継のE353系が登場しているので、置き換えが行われる予定です。

(撮影:4M 特急「スーパーあずさ4号」/新宿 S21編成他  相模湖〜大月  2013/2/11)

(撮影:S2編成 南小谷駅 2001/3/10)

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