このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<キハ281系 特急形気動車>

(撮影:キハ281 他 「特急スーパー北斗3号/札幌」  七飯〜大沼  2008/9/10)
【解説】

 
特急列車の速度向上を図るため、平成4年に先頭車2両(コロ式振り子台車)と中間車1両(ベアリングガイド方式台車)が富士重工で製造され、各種試験が行われました。曲線通過速度向上のため、振り子制御を採用し、平成5年にはベアリングガイド方式台車の量産車24両が登場しました。設計最高速度は145km/h で、最高速度は130 km/h、曲線通過速度は本則+30km/hとなっています。
 車体は、先頭部を除きステンレス製とされ、高運転台としたため先頭車も貫通式となっています。客用扉は気密性の高いプラグドアが採用されました。先頭車の出入台は前頭部貫通路と繋がっていて、乗客が貫通扉窓から前面を展望することが可能です。
 機関は小松製の直列6気筒ディーゼル機関 SA6D125H-1(N-DMF11HZA、355ps/2100rpm)を各車に2台装備しています。
ブレーキは、機関ブレーキ・排気ブレーキ併用の電気指令式空気ブレーキです。
【運用】

 
函館運輸所に27両が配置され、特急「スーパー北斗」(札幌〜函館)、ホームライナー回5005D(札幌〜手稲)に使用されています。

(撮影:キハ281 他 「特急スーパー北斗12号/函館」  赤井川〜大沼公園  2008/9/9)

(撮影:キハ281 他 「特急スーパー北斗10号/函館」  大沼〜仁山  2008/9/9)

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