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<キハ71系・72形 特急形気動車>
(撮影:キハ71-1他 「特急ゆふいんの森3号/別府行」 由布院〜南由布 2005/8/27)
【解説】
キハ71系は、急行形車両のキハ58形・65形を改造し、車体を新製して平成元年に登場しました。「ゆふいんの森」の愛称で親しまれています。中間車のキハ70形がキハ58形から、先頭車のキハ71形がキハ65形からの改造です。登場時は3両編成でしたが、1990年に中間車のキハ70-2が追加さたため、4両編成となっています。博多と観光地の由布院を結ぶリゾート特急のため、車内は木目調にまとめられ、豪華でレトロな車内です。平成15年には、設備・機関の老朽化に伴い、全面的なリニューリアルが施工され、車内ではバリアフリー改造や喫煙スペースの設置などが行われ、エンジンも高出力型のものに載せかえられました。
【運用】
鹿児島本線〜久大本線に直通する、特急「ゆふいんの森3・4号」(博多〜別府)に使用されています。キハ71系は編成が1本しかないため、検査や車両故障の際には、特急「ゆふ」で使用されているキハ185系が代走を行います。
(撮影:キハ72-1他 「特急ゆふいんの森2号/博多行」 由布院〜野矢 2005/8/27)
【解説】
キハ72形は、好評な「ゆふいんの森」の増備車として平成11年に登場しました。「新ゆふいんの森」の愛称で親しまれています。キハ71系と違い、全車が新製されています。車体デザインはキハ71系と似ていますが、床下機器はキハ200形と同じで高出力のエンジンを搭載したため、120km/h運転が可能となり、またコスト削減を図っています。編成は由布院方からキハ72-1・キハ72-2・キハ72-3・キハ72-4の4両編成です。すべての車両がハイデッカー構造で、室内は木目調に統一されています。
【運用】
鹿児島本線〜久大本線に直通する、特急「ゆふいんの森1・5・2・6号」(博多〜由布院)に使用されています。キハ72形は編成が1本しかないため、検査や車両故障の際には、特急「ゆふ」で使用されているキハ185系が代走を行います。
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