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<N2000系 特急形気動車>
(撮影:N2000系+2000系 「特急しまんと4号・南風20号/高松・岡山」 讃岐財田〜黒川 2005/8/6)
【解説】
平成2年に登場した 2000系 の改良版として、平成7年に先行車2両、平成9年に量産車14両が登場しました。16両全車両が貫通型となっています。高徳線の特急「うずしお」において130km/hでの高速運転を行うために、2000系を基本に智頭急行7000系「スーパーはくと」の技術取り入れて、富士重工で製作されました。先行車は従来の2000系と外観は同じですが、量産車は車体外観もリニューアルされています。
駆動エンジンは従来の330馬力から智頭急行7000系の355馬力(コマツ製SA6D125H-1)になりパワーアップしています。ブレーキ装置も130km/hで走行するため、ディスクブレーキを使用しています。グリーン・普通席の合造車は無く、2400形・2450形・2500形の3形式が在籍します。この車番は2000系の続番+300番台となっています。
【運用】
高松運転所に所属して、高徳線のみならず、予讃線・土讃線でも運行されています。運行列車は、高徳線・特急「うずしお」(高松〜徳島)、土讃線・特急「南風」(岡山〜高知・中村・宿毛)・特急「しまんと」(高松〜高知・宿毛)・特急「あしずり」(高知〜中村)、予讃線・特急「ミッドナイトEXP高松」(高松〜伊予西条)などです。また、2000系と共通運用のため、2000系と編成を組むこともあります。この場合は、2000系に性能を合わせるため最高速度等が下がります。
(撮影:N2000系 「特急南風11号/中村」 琴平〜塩入 2005/8/7)
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