<1380系 通勤用電車> |
(撮影:1384F 「回送」
善師野〜富岡前
2008/3/21) |
【解説】
平成14年9月に発生した踏切事故で1030系2両+1230系4両で組成された1134F編成のうち、損傷が少なかった1230系(一般車)4両を普通通勤車用として改造した車両が1380系です。豊橋側の先頭車については廃車となった1030系の運転台機器等を一部流用し、中間車を先頭車化改造しています。この中間車は、車掌室を備えていた関係で車体長が長いため運転台後ろのスペースが長くなっています。車体の塗色については、通勤車用となったためスカーレット色に改められました。車内は、特急車時代のままで、転換式クロスシートが並んでいます。また、岐阜方車両前面の「パノラマスーパー」愛称板とミュージックホーンは撤去されています。
7500系から機器を流用していること、1本のみの存在で特異なことから、平成27年9月に運用を離脱し、廃車となりました。 |
【運用】
事故から1年後の平成15年10月から営業運転を開始し、犬山〜東岡崎間の普通列車2往復の固定運用となっていましたが、平成17年1月のダイヤ改正から、各務原線・広見線等にも運用されるようになりました。平成27年9月まで4両編成×1本のみが在籍していました。 |
(撮影:1384F 「普通/犬山」
宇頭〜新安城
2005/4/24) |