このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<300系 地下鉄相互直通用電車>

(撮影:302F 「普通/上飯田」 犬山駅 2002/4/29)
【解説】

 平成14年の上飯田連絡線と小牧線の直通運転に伴い、平成14年2月に落成しました。外観はステンレスボディに名鉄カラーのスカーレットレッドとピンクの帯が配されています。運転台の部分は、スチール製でシルバーメタリックに塗られています。車体は、中間車2両が電動車となる2M2Tの4両編成です。M車には、3100系とほぼ同じ出力である170kWのモーターがあり、VVVFインバーター制御装置が備えられています。ブレーキ方式には、停止直前まで電気ブレーキが使用できる純電気ブレーキを採用しています。
 車体長は、地下鉄車両に合わせて20mで、側扉も4ヶ所です。車内は、特徴のある座席配置で、転換式クロスシートとロングシートを組み合わせたものになっています。車端よりの扉間に転換式クロスシートが3列、中央の扉間に7人掛けロングシート、車端部には2人掛けロングシートが配置されています。ロングシートはJR新型車両に主流の片持ち式で、座席下に空間ができています。UVカットガラスが採用されており、カーテンが省略されています。
4両編成・8本の32両が配置されています。
【運用】

 小牧線(犬山・小牧〜上飯田)・名古屋市営地下鉄上飯田線(上飯田〜平安通)を相互直通運転する普通列車に、300系の名古屋市営地下鉄仕様の7000形とともに運用されています。

(撮影:302F車内 旧上飯田駅 2002/4/29)

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