このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<3400系 「いもむし」>

(撮影:3401F 「普通/新可児」 」日本ライン今渡駅 2002/8/31)
【解説】

 「いもむし」の愛称で親しまれていた3400系は、昭和12年に東部線用の特急車として登場しました。スカート付きの流線系車体、前面の曲面ガラス、回生ブ
レーキ、オール転換式クロスシートの採用など最高水準を集めた車両でした。その後さまざまな改造がされましたが、最後まで登場時のスタイルを維持しており、スカート付流線型車体の貴重な存在でした。平成5年には、鉄道友の会からエバーグリーン賞を受賞し、その際に登場時のグリーンを基調とした塗色に変更され、さらに、外観を損なわない方法で冷房化も実施されました。
【運用】

 平成13年10月のダイヤ改正までは、平日に限り広見線での定期運用がありましたが、定期運用を外れた後は、主に団体列車などで活躍しました。しかし、車両の老朽化が著しいため2002年8月31日をもって、65年の歴史に幕をおろしました。
その後も廃車解体はされず、舞木定期検査場に保存されていました。しかし、平成18年5月にク2401が廃車解体されてしまい、現在はモ3401のみが保存されています。

(撮影:2401 車内 2002/8/18)


(撮影:3401F 伊奈駅 2002/8/18)

(撮影:3401F 日本ライン今渡駅 2002/8/31)

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