<5000系 通勤用電車> |
(撮影:5004F 「試運転」
豊明〜富士松
2008/3/21) |
【解説】
5000系は、余剰廃車となった1000系の床下機器・パンタグラフ・台車・運転台機器等を流用して、平成20年2月から製造されました。車体は新製され、3150系・3300系と同じステンレス製(前面は鋼製)となっています。主要機器は1000系からの流用のため、制御は界磁チョッパ方式、ブレーキは電磁直通空気ブレーキとなっています。
車内は、3150系2次車と同様のオールロングシートを採用して、LED案内表示も2段式のものが1両に3箇所設置されています。行先表示は従来の液晶(オーロラビジョン)ではなく、フルカラーLEDを採用しています。
平成19年度に1次車・4本、20年度に2次車・4本、21年度に3次車・6本が製造され、現在は4両編成×14本=56両が在籍しています。 |
【運用】
本線、常滑・河和線、犬山線、各務原線等の主要線区で、普通〜急行列車に運用されています。ブレーキ方式がVVVF制御の車両とは異なり、3000系列の車両と併結運転ができないため、基本的に5000系単独で運用されています。回送列車等では1380系・1800系と併結して運用されることもあります。 |