<6500・6800系 通勤用電車> |
(撮影:前期型・6415F 「普通/東岡崎」
富士松〜一ツ木
2007/3/29) |
【解説】
6500系は昭和59年に、6800系は昭和62年に6000系の発展型で界磁チョッパ・回生ブレーキを採用した省エネルギー車両として登場しました。補助電源装置も、ブロアーモーター(MG)で駆動するものから、静止型インバータ装置に変更されています。正面を非貫通型としてスタイルを一新したほか、扉の位置を先頭車と中間車を同一にして整列乗車促進にも寄与しています。片側3扉のセミクロスシート車ですが、6000系のシートよりも座席幅等を大型化して居住性の向上を図っています。
平成4年の8次車まで長期的に増備されバリエーションも豊富です。平成元年の増備車からは前面を大型曲面ガラスに、側面を連続窓に変更して、大幅にモデルチェンジをしました。また、最終増備の2編成はラッシュ時の混雑緩和を考慮してオールロングシート車で登場しました。また、セミクロスシート車についてもロングシート化改造されている編成もあります。
4両編成は6500系、2両編成は6800系と区別されています。 6500系・4両編成×24本=96両、6800系・2両編成×39本=78両が在籍しています。
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【運用】
6000系と連結ができるため、共通で運用されています。運行線区は、小牧線・豊田線・三河線など専用車両で運行される線区と豊橋〜伊奈を除いた名鉄全線です。支線区の2両編成から本線通勤時間帯の急行等の8両編成まで使用線区・編成も多岐にわたっています。 |
(撮影:後期型・6820F 「普通/伊奈」
本宿〜名電長沢
2008/3/13)
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