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<7700系 急行用電車>

(撮影:7711F 「普通/知立」  土橋〜竹村  2009/11/6)
【解説】

 昭和48年に7000系「パノラマカー」の一般運転台形として登場しました。車体・性能は7000系と同様ですが、分割・併結を考慮して正面は一般的な貫通型のスタイルとなっています。当初は2両編成4本、4両編成4本でしたが、名古屋本線特急の一般席併結に伴う座席指定車の不足を補うため、4両編成の中間車は全車が7000系に組み込まれ、7700系は全て2両編成です。その際に白帯が塗色され、車内のグレードアップも行われ特急を中心に使用されていました。
 平成13年10月からの三河線のワンマン化・ホームセンサー化に対応するため、7700系全車、7100形2両、6000系の一部に対して転落防止幌の設置・ワンマン化改造などが行われました。また、車体に巻いていた白帯の解除・座席のモケット(7703Fのみ)やカーテンを一般車と同一にする改造も行われました。白帯編成は平成15年3月に7715Fの白帯解除をもって消滅しました。なお、平成21年7月には、パノラマカーイベントのため、7711Fに白帯が復活しました。平成22年2月26日をもって営業運転から離脱し、3月21日にさよなら運転が行われました。
 平成21年10月には7703F・7707Fの廃車が行われ、その後平成22年4月までに全車両が廃車となりました。晩年は2両編成×6本=12両が在籍していました。
【運用】

 晩年は、新型車両の登場で特急運用がなくなったために白帯を消され、三河線(知立〜猿投・碧南)を中心とした運用に就いていました。


(撮影:7713F+7701F 「普通/知立」  土橋〜竹村  2005/1/22)


(撮影:7711F他 「普通/猿投」  土橋〜上挙母  2009/11/6)

(撮影:7701F 「普通/猿投」  竹村〜土橋  2009/10/1)

(撮影:7701F 「普通/犬山」  西可児〜善師野  2004/12/10)

(撮影:7700系特急仕様車車内 猿投駅 2007/9/28)

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