このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<モ770形 路面電車>

(撮影:773F 「ワンマン普通/黒野」  金宝町〜徹明町  2005/3/13)
【解説】

 昭和62年に岐阜市内線直通用車両として活躍を続けてきた510形・520形の置き換え用として登場しました。市内線の急カーブをスムーズに曲がれるよう、美濃町線用の880形とほぼ同じ車体と2両1組の連接構造が特徴です。この車両の登場により、510形2両・520形全車が廃車となりました。車内は、オールロングシートで閑散時の着席率向上のため、扉脇に折りたたみ式補助イス8脚が設けらました。600V線区初の冷房車としてサービスの向上に大きく貢献し、ワンマン運転にも対応できるよう必要な機器(乗降確認用モニターカメラ・整理券発券機等)が装備されました。
【運用】

 平成17年3月まで2両組成・4本が在籍しており、市内線〜揖斐線直通列車「新岐阜駅前〜黒野」間のワンマン普通・急行列車に使用されていましたが、平成17年3月31日で路面電車が廃止となったため、全車が福井鉄道に渡りました。

(撮影:775F 「ワンマン普通/新岐阜駅前」 黒野駅 2005/3/13)
 晩年、775Fは中日新聞(高橋尚子)の全面広告車となっていました。以前はほとんどの車両が全面広告車でしたが、一般色に戻されていました。なお、770形はスカーレット一色で登場しましたがモ780形の登場により、モ780形に合わせた白地に緑と赤の一般色に変更されていました。

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