このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<モ880形 路面電車>

(撮影:887F 「普通/関」  上芥見〜白金  2005/3/21)
【解説】

 美濃町線の近代化の切り札として昭和55年8月に登場した名鉄版の軽快電車です。全長20mで2両1組の連接車で、800形・870形・モ600形と同じく新岐阜まで乗り入れるため、600Vと1500V対応の複電圧車となっています。正面の大型ガラスなど斬新なデザインが特徴で、美濃町線のイメージアップに大きく貢献しました。
 車内は、オールロングシートでFRP製の台座に円形の座布団のようなものが1人分ずつある独特なタイプの座席です。当初は、冷房が設備されていませんでしたが、サービス向上のために平成5年に全車冷房改造が実施されています。なお、この冷房は1500V区間では動作しません。
【運用】

 
平成17年3月まで、2両組成×5本=10両が在籍しており、美濃町線「名鉄岐阜〜新関・関」のワンマン列車を中心に使用されていましたが、平成17年3月31日で路面電車が廃止となったため、その後は福井鉄道に渡りました。

(撮影:887F 「普通/岐阜」  小屋名〜白金  2005/3/21)

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