このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<1000形 一般形気動車>


(撮影:1034他 「普通・753D/須崎」  土佐加茂〜西佐川  2006/3/19)


(撮影:1036他 「普通・726D/土佐山田」  斗賀野〜襟野々  2006/3/20)

【解説】

 平成2年に登場した一般形気動車です。2000系特急形車両と同タイプの高出力エンジンを1基搭載し、最高速度は110km/hで、121系電車と同等の加速性能を持っています。また、減速時には排気ブレーキを使用する構造になっています。車体は20.8mと大型で、側扉は運転台直後は片開き、中央は両開きとした3扉で、ラッシュ時にも対応できる構造です。また、2両編成以上のワンマン運転にも対応できるようになっています。座席は、クロスシートとロングシートを千鳥で配置しています。
 平成9年までに、56両が製造され、徳島運転所に40両、高知運転所に16両が配置されています。平成13年からは、一部の座席を撤去し、トイレを新設した車両も登場しています。また、平成18年6月から、徳島地区に新型の1500形が投入される予定で、玉突きで一部の車両が高知に転属される予定です。

【運用】

 土讃線(土佐山田〜窪川)、高徳線(高松〜徳島)、牟岐線(徳島〜阿南)、徳島線(徳島・佐古〜佃・阿波池田)、土佐くろしお鉄道(御免〜奈半利)の普通列車に活躍しています。ワンマン運転可能な構造のため、1両のワンマン列車から、朝夕には、4両編成で運転される列車もあります。また、土佐くろしお鉄道の9640型と連結しての運転も行われます。土佐くろしお鉄道に入線する車両は、トイレつきの限定運用になっています。

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