このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<5000系 直流近郊形電車>


(撮影:M1編成他 「快速マリンライナー13号/高松行」 鬼無〜香西 2005/8/6)

【解説】

 平成15年10月のダイヤ改正に合わせて、快速「マリンライナー」用として登場した車両です。快速「マリンライナー」には、ダイヤ改正までJR西日本の213系が使用されていましたが、2扉で乗降に時間がかかり、また最高速度が110km/hと遅いことなどが理由で置き換えられました。
 5000系はJR西日本の223系に準じた構造です。5両が基本編成で、岡山方2両がJR西日本所有の223系5000番台、高松方3両がJR四国所有の5000系と形式が区別されています。3扉で最高速度が130km/hとなり、時間短縮を図っています。普通車・自由席は223系と同様の補助席付転換式クロスシートです。
普通車・指定席とグリーン車・指定席は、それぞれ高松方に連結される2階建て車両の1階部分と2階部分となっています。指定席は回転式リクライニングシートを採用しています。
 車両の制御方式は、JR西日本の223系3000番台に準じた、IGBT素子を使用したVVVFインバーター制御です。

【運用】

 瀬戸大橋線・予讃線(岡山〜高松)の快速「マリンライナー」に運行されています。5両編成が基本ですが、早朝・夜間には2両・3両編成、朝夕の通勤時間帯には7両編成でも運行されます。


(撮影:M4編成他 「快速マリンライナー18号/岡山行」 香西〜鬼無 2005/8/6)


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