このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<7000系 直流近郊形電車>


(撮影:7023形他 「快速サンポート/高松行」 多度津〜讃岐塩屋 2005/8/7)

【解説】

 平成2年の予讃線・松山地区の電化開業に合わせて製造された車両です。両運転台・制御電動車の7000形と片運転台の制御車7100形が存在します。外観は一般型気動車1000形に準じており、ステンレス車体で運転台後に片開き扉が、中間は両開き扉が配置されています。内装はクロスシートとロングシートが千鳥で配置されています。ワンマン運転に対応しており、ドア開閉用スイッチも設置されています。一部車両には、トイレの設置工事が行われています。
 JR四国で初めてVVVFインバーター制御・回生ブレーキが採用されました。VVVF装置には基本的にGTO素子を使用していますが、7016号は試験的にIGBT素子を使用しています。
低トンネル区間を走行するため、パンタグラフにS-PS58形を採用しています。現在は、7000形・25両、7100形・11両の計36両が松山運転所と高松運転所に配置されています。

【運用】

 予讃線(高松〜伊予市)・土讃線(多度津〜琴平)の普通列車・快速「サンポート」で運用されています。予讃線・松山地区ではワンマン運転も行われています。1両から4両編成で運行され、日中は2両編成でも、後ろの車両は回送扱いで乗車できない列車も存在します。平日に限り7100形・1両と6000系・3両を連結した運用が存在します。

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