このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<樽見鉄道の車両たち>
 「大垣〜本巣〜樽見」34.5kmを結ぶ第三セクターの樽見鉄道は、1984年2月に国鉄樽見線として開通しました。その後、1989年に神海〜樽見間が延長開業しました。住友大阪セメントの製品輸送を行うことから、貨物列車も運行され、JRのDE10形と同様のディーゼル機関車を保有していました。そのため、機関車を利用し、樽見薄墨桜の時期には客車での臨時列車を運行、朝のラッシュ時にも客車列車を運行していました。しかし、2006年3月28日で収入の4割を担っていた貨物輸送が、トラック輸送に切り替えられてしまいました。そのため、コストの問題もあり、客車列車も、一足前の2006年3月4日で廃止されてしまいました。

 車両は、機関車・客車を除くとレールバスが6両配置されています。1985年富士重工製の「ハイモ230−301」、1987年富士重工製の「ハイモ230−312」、1988年富士重工製の「ハイモ230−313」、1992年富士重工製の「ハイモ230−314」、1999年富士重工製の「ハイモ295−315」、2005年新潟トランシス製の「ハイモ295−516」です。なお、ハイモ295−516の投入により、開業時から活躍していた2軸車の「ハイモ180−202」が、2006年1月29日で運用を終えています。客車は、1994年にJR東海から14系を譲り受けたもので、晩年は5両が2両と3両にわかれて活躍していました。機関車は、DE10形と同様のものを4両所有していました。

「重連貨物」
TDE10 5+TDE10 3+コタキ 551列車 北方真桑〜美江寺  2006/3/14

「淡緑コタキ14連」
TDE10 5+コタキ14両 552列車 美江寺〜十九条  2006/3/21

「朝日を受けて」
ハイモ180−202 12列車 美江寺〜十九条  2006/1/29

「伊吹山をバックに。」
ハイモ180−202 11列車  東大垣〜横屋  2006/1/29

「雪解けを行く」
ハイモ180−202 318列車  高尾〜日当  2006/1/29

「本巣まで、ラストスパート」
ハイモ180−202 318列車  木知原〜織部  2006/1/29

「ニセ国鉄色編成」
TDE10 1+14系客車3両  谷汲口〜木知原  2005/4/9

「サクラと菜の花に囲まれて。」
TDE10 3+14系客車2両  谷汲口〜木知原  2005/4/9

「サクラを横目に快走中」
ハイモ230−313+314  織部〜木知原  2005/4/9

「凸凹編成」
ハイモ295−315+230−312  谷汲口〜木知原  2005/4/9

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