鉄道模型おきらく研究室：レイアウトと列車のページ

建築限界：カーブでの車体のはみ出し量の計算ツール（EXCEL）

カーブでは車両が内側，外側にはみだします．特に新幹線のような長い車両を急カーブで走らせる（私です）と，特に顕著でいろいろなモノにぶつかったりします．

そこで，どのぐらいはみだすかがわかれば，トラブルのないレイアウトができます．

はみ出しを以前，RMMの路面電車モジュールの記事で，苦労して実験的に求めていました．

最近，はみだし量の式を入手しました（＊）ので，EXCELシートで計算できるようにいたしました．

計算するには，L2（車体長），L1（台車中心間距離），B（車体巾），LO（ホイルベース），そして曲線半径を入力します．

そうすると内側のはみ出し量ｄ１，外側のはみ出し量ｄ２が求まります．カーブでのホームの形状を求めたり，ギリギリまで建築物を近づけたいときに，計算してみると便利かもしれません．

こちらからエクセルシートを ダウンロード できます． どうぞご自由にお使いください（しかし，不具合が生じても責任はとれません．商用での使用は禁止いたします）．

＊：参考文献：野元ほか，通勤車両用の連接車の車体構造，日本機械学会第１１回交通・物流部門大会講演論文集（２００２），P185