このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

旅日記11 餘部へのミニ旅

鳥取砂丘と余部鉄橋



羽田空港第二ターミナル出発ロビー ある日職場で昼休みにYahoo!ニュースを見ていたところ、「誤解しないで…余部鉄橋まだ健在 ライトアップでPR」という産経新聞の記事を見つけました。内容としては、兵庫県香美町にあるJR山陰本線の余部(あまるべ)鉄橋が老朽化に伴いコンクリート橋への掛け替え工事を2007年4月ごろから開始したのだが、鉄橋がまだあるのにそれまで多く訪れていた観光客が激減してしまった、というものです。この余部鉄橋は地上41メートルもの高さに掛かる鉄橋で、トレッスル式の鉄橋としては日本最大といわれています。
 私はこの余部鉄橋は1998年に城崎(現在の城崎温泉)から鳥取まで当時走っていた特急「エーデル鳥取」に乗って通っているのですが、当時も気にしていなかったこともあって記憶にないのです。そこで今回余部鉄橋へ行って景観を目に焼き付けておこうと思い立ちました。調べてみると、8月26日まで豊岡や香住と浜坂間を往復する快速「あまるべロマン」が期間限定で運行していることから急遽8月25日に訪れることにしました。
 余部鉄橋はJR山陰本線の餘部(あまるべ)駅が最寄りです(というかほぼ隣接している)。餘部駅は大阪駅や但馬空港から豊岡駅へ出て、山陰本線で北へ向かう方法と、鳥取から同じく山陰本線で東へ向かう方法が一般的です。私は鳥取空港を使ってみたかったことや、鳥取砂丘にも行ってみたくなったので鳥取から向かうことにしました。

 8月25日の朝6:05に羽田空港第二ビルに到着しました。これから飛行機で向かう鳥取空港はANAしか運行していません。また夏休み期間のため特割系の割引運賃がなく、普通運賃と往復運賃しかありません。そこで貯まっているマイルを特典航空券に換えました。土曜日とはいえまだ朝早いのに結構混雑していますね。
 そうそう、今回は日帰りなのでバッグは持たずに手ぶらで出発です。



signetラウンジ本館南入口 鳥取空港行きの搭乗口は南ピアにある67Aのため、マーケットプライスの奥にある保安検査場Cから制限エリアに入ることにしました。保安検査場の入り口では他の搭乗口と違ってチケットのチェックをしています。私は今回初めてskipサービスを利用するので、そこでSFCを機械にかざそうとしたのですが、なぜか間違えてJALのJGCカードをかざしてしまいました。慌ててSFCをかざし直したのですが、係の人の対応が冷静でちょっと恥ずかしかったです(笑)。
 保管検査場を通過した後はしばらく歩いてsignetラウンジ本館南へ向かいました。噂には結構歩くと聞いたのですが、その通りに遠いですね。ラウンジは65番搭乗口の奥にあります。



signetラウンジ本館南の内部 ラウンジの中に入ってみると、本館のsignetと同じで結構明るいですね。画像の左側はガラス張りのためスポットに駐機している飛行機が見ることができるですが、ラウンジのすぐ前には到着用の通路があるのでちょっと遠くに見えます。  6:45までジンジャーエールを飲んで休みました。



67A搭乗口案内 signetから出て、南ピアの先端にある67A搭乗口に向かいました。朝ご飯は食べない予定でしたが、やっぱりお腹が空いてきたのでANA FESTAでまい泉のカツサンドを購入しました。今回は途中のラウンジで一休みしましたが、直接搭乗口に向かうにはちょっと距離がありすぎですね。ANAからは出発の15分前までに保安検査場を通過するように告知されていますが、67〜70搭乗口の場合はもっと余裕を持った方が良さそうです。



エアバスA320 鳥取空港へ向かう飛行機はエアバスA320です(画像手前。奥はボーイング747-400D)。この機材にはスーパーシートプレミアムの設定がないので全席普通席です。
 6:55に事前改札に続いてスターアライアンスゴールドメンバーの搭乗案内がありましたので、さくっとゲートを通過して飛行機に乗り込みました。今回予約した座席は左前方の窓側5Aです。搭乗するときにスポーツ新聞を取ったのですが、普通席では狭くて読みづらいですね。



北側から見た富士山 飛行機は定刻の7:10に出発し、2タミの前のC滑走路から離陸しました。離陸時から寝ていてふと起きてみましたが、飛行機が水平飛行になったものの気流の問題でシートベルト着用ランプがすぐには消えませんでした。しかし機内放送がありテーブルやリクライニングの使用が許可されました。しばらくして窓の外に富士山が見えてきました。伊丹や関空は富士山の南側を通るのですが、鳥取線は富士山の北側を通るのですね。



まい泉のカツサンドとコーヒー お腹が空いたので搭乗前に購入したカツサンドを食べることにしました。しばらくしてシートベルト着用ランプが消えてドリンクサービスが開始されましたので、ホットコーヒーを頼みました。ちょっとのどに詰まりかけていたので助かりました(笑)。まい泉のカツサンドはやわらかくておいしいですよね。



鳥取空港 ドリンクサービスが始まってからは飛行機はほとんど揺れずに安定した飛行を続け、鳥取空港にはほぼ定刻の8:17に到着しました。着陸前に鳥取砂丘を見ることができました。空港からはタクシーで先程機内から見えた鳥取砂丘へ向かいます。



砂丘入り口の階段 タクシーの車内では運転手のおじさんと砂丘や鳥取の気候について話をしました。昔は砂丘に雪が積もってスキーをしたことがあること、砂丘は放っておくと面積が広がってしまうので、木や植物を植えて阻止をしていることなど聞きました。そして15分ほどで砂丘会館脇の駐車場に到着しました。駐車場の目の前にある階段を上ると砂丘に入ることができます。



砂丘入り口から見た馬の背 入り口の階段を上り、砂の坂を上ると目の前に砂丘が広がっていました。その中でも大きな砂丘は「馬の背」と呼ばれているものです。まだ時間が8:40ぐらいと早いので人もまばらでした。さっそく馬の背に上る事にしました。
 画像ではわかりづらいのですが、入り口から馬の背に行くためには、いったん坂を下ってまた急坂を上る必要があり、その馬の背まで行くのにも4〜500mくらいあるようです。



馬の背から見た日本海と植物群落 息を切らせながら何とか馬の背に上ることができました。砂の丘は上る際に後ろに蹴る足が砂にとられるために思った以上に力を要します。これが午後になると砂が焼けて気温の暑さと砂の熱さで大変かもしれませんね。
 馬の背からは日本海と植物群落が見えました。さすがにここまでで疲れてしまったことと、日差しが強くなってきて辛いので入り口階段の方に戻ることにしました。そして日陰でしばらく休みました。



スカットのベリーパフェとジンジャーエール 9:30になったので、朝ご飯にすることにしました。砂丘の近くにある鯛喜に向かいました。すると、おかみさんから丼物は10時ぐらいにならないとできないことを聞きましたので、近くの喫茶店「スカット」に入りました。窓側の席に座ってベリーパフェとジンジャーエールを注文しました。パフェはバニラアイスがたっぷりで、上や中にあるベリーも凍っていて熱くなった体を冷やすことができました。

【店情報】
店名スカット
住所鳥取県鳥取市福部町湯山2164-806
営業時間8:00〜17:00
定休日なし




鯛喜の海鮮丼(食べかけ) スカットを出て5分ほど砂丘を眺めて10:00に鯛喜へ向かうと既に中で食事をしている客がいました。中に入って海鮮丼を注文して5分ほどで食べることができました。海鮮丼はその日に取れた魚介類で盛りつけされるので、おかみさんから具の名前を説明してもらえます。そして食べ始めてしばらくたってふと考えると・・・あっ!!画像を撮るのを忘れた!!ってなことで画像は食べかけですいません。手前のかつおととびっこの左にある鯛の一切れ、右隣のホタテのひとつ、そしてしめさばの一切れを食べた後です。既に食べてしまったかつおはこの日珍しく取れたとのことで他の日には食べられないものだということです。海鮮丼はなかなかボリュームがあって新鮮でおいしかったです。それで800円とはなかなか安いですね。
 ここのお店のおかみさんはとても気さくな方で、いろいろ話しかけてくれました。そしてご主人もとても優しそうな方でした。海鮮丼の見た目やおいしさのインパクトだけでなく、ご夫婦の人柄も印象に残るお店でした。

【店情報】
店名鯛喜 (たいき)
住所鳥取県鳥取市福部町湯山2164-449
営業時間9:00〜16:00
定休日木曜日




ループ麒麟獅子 朝食が済みましたので、鳥取駅へ向かいます。砂丘会館の駐車場から鳥取駅へは路線バスが出ていますが、土日と祝日、そして夏休み期間に運行しているバス「ループ麒麟獅子」号に乗ります。バス料金は一律で300円です。10:25頃バスが走ってきましたが、結構派手ですね。バスは10:29に鳥取砂丘を出てからは渡辺美術館や鳥取城跡を経由して、終点の鳥取駅前バスターミナルには10:54頃到着しました。



山陰本線鳥取発浜坂行き 鳥取駅からは本日の目的である餘部へ向かいます。まず、山陰本線の普通列車で浜坂へ行きます。車両は2両編成で先頭車両の一番前のドアは開いていますが、それ以外のドアは閉まっているので、乗るときにはドア横のボタンを押して開けるか、ボタンが付いていない場合は手で開けます。私は1両目の開いているドアから乗って2両目に移動しました。車内は空いていることもあり、ボックス席を占有することができました。列車は米子方面からの接続列車が遅れていたため、定刻よりも5分ほど遅れて11:15に出発しました。
 列車は終点の浜坂と岩美以外は先頭車両の一番前のドアしか開きません。これは無人駅であるためで、降りる際に運賃精算を行うためです。私は2両目に乗ったため、途中駅での降り方を見ることができませんでした。なかなか都内ではないシステムなので、自分が降りることがあったら迷うかもしれませんね。浜坂には定刻よりも少し遅れて11:55頃到着しました。



浜坂駅での掲示板 浜坂駅からはこの時期限定で運行している快速「あまるべロマン」に乗ります。3番線で待っていると出発予定時刻の12:10になっても列車が来ません。結局10分ほど遅れて列車がホームに入線してきました。ホームにある自動販売機でペットボトルのアクエリアスを購入しました。



あまるべロマン@浜坂 そして入り口ドアを見ると「指定席」の文字が・・・。そこで車掌に聞くと全席指定席とのこと。ただ車内で指定席料金510円は精算が可能であるという話を聞きましたので、図々しくも先頭車両の展望部分に乗ってしまいました。
(画像はまだ運転手が運転席に到着していないので、最後尾を示す赤いランプが点灯しています)



先頭車両の展望席 先頭車両の展望席はホームにそこそこ人がいた割には、私を含めて4組しか乗客が乗ってきませんでした。展望席は以前エーデル鳥取で乗りましたが、前から5列ほどが段差があるので前が見やすいですね。列車は定刻から15分遅れて12:25頃浜坂駅を発車しました。発車してしばらくして車掌が来ましたので、指定席料金510円を払いました。



あまるべロマンから見た余部鉄橋 列車は快調に飛ばして餘部駅に12:33頃到着しました。目の前には余部鉄橋が見えますね。ホームには列車を撮影する観光客が結構いますね。さて、ここで列車を降りねば。



あまるべロマン@餘部 列車を降りてまず、あまるべロマンを撮影しました。そして列車を見送ると、駅の上部に設置された撮影ポイントから続々と観光客が降りてきました。結構人が多いですね。



余部鉄橋の標識 余部鉄橋は今年から架け替え工事を始め、コンクリート橋が完成後平成22年度にはこの鉄橋の撤去が始まるそうです。



餘部駅から見た鉄橋 駅から鉄橋を見ると噂通りにすごいスケールですね。鉄橋のふもとには家や民宿などがたくさん建っています。



ふもとに降りる途中でみた城崎温泉行き 駅を出てふもとに下りることにしました。けっこうふもとまでは急坂なんですよ。上ってくる人とすれ違うと息を切らしていたりします。下りる途中で12:38発の城崎温泉行きの普通列車が通っていきました。
(この列車は浜坂駅で2番線に停まっていた12:24発の普通列車ですね)



ふもとから見上げた鉄橋 橋のふもとに降りて見上げると、鉄橋の高さに圧倒されます。あの上を列車が通っているんですね。



南側から見た鉄橋 ふもとから南に歩いて振り返ると鉄橋の全景が見えました。画像には収まらないほど長い鉄橋なんです。ふもとの家などと比べるとさすがに高いですね。
 画像では右から2番目の橋桁が白いフェンスで覆われている部分がありますが、この部分が今工事を行っている場所です。また、鉄橋で道路の上には「山陰本線 余部橋りょう」と書かれています。



北側から見た鉄橋 今度は鉄橋の北側へ行ってみました。しかし天気がいいのはいいのですが、暑いですね。



鳥取方面へ向かうはまかぜ 13:08頃に浜坂方面へ向かう特急はまかぜ1号が余部鉄橋を通過していきました。



あまるべロマン 今度は餘部駅に戻ると、そこに先程ここまで乗ってきたあまるべロマンが香住で折り返して戻ってきました。今度はほぼ定刻通りに来ました。結構乗客が乗っていました。



豊岡方面へ向かう普通列車 あまるべロマンが到着すると撮影ポイントから降りてくる人が多数いましたので、撮影ポイントでいい場所を確保するため移動しました。なかなかいい眺めですね。しばらくすると、浜坂方面から来た13:31発の豊岡行き普通列車が鉄橋を通過していきました。



余部鉄橋を通過中の豊岡方面へ向かう特急はまかぜ 13:41頃には浜坂で折り返した大阪行きの特急はまかぜ4号が鉄橋を通過して行きました。特急はディーゼル車特有の煙を吐き出してますね。



餘部駅の駅標識 特急はまかぜ4号が通過してからは私が乗る列車まで鉄橋を通過する列車がないので、撮影ポイントから駅のホームへ行きました。ここの地域は余部と書きますが、駅名は同じ兵庫県にある姫新線の余部(よべ)駅と区別するために旧字体にしたそうです。



ホームの待合室 ホームの中程に待合室があり、その脇では記念のオレンジカードが販売されていました。



餘部駅と余部鉄橋 暇なので、ホームから手を伸ばして餘部駅と余部鉄橋を撮ってみました。観光客は多いですが、何とものどかな駅です。
(黄色のシャツを着ている人は炎天下の中、ずっと警備をしていました。ご苦労様です)



浜坂行きの普通列車@餘部 14:00に城崎温泉からやってきた普通列車がホームに入線してきました。ドアが開くとたくさんの人が降りてきました。先程まで撮影ポイントで人が写りこまない場所を確保できていたので、早めに来ておいてよかったのかもしれませんね。
 列車に乗り込むと結構人が多く乗っていました。まぁのんびり乗り込んでも座れないほどではなかったのですが。終点の浜坂駅には定刻の14:13に到着しました。



ドアを開けるボタン 終点の浜坂駅に到着しましたが、まだ鳥取方面からの列車が到着していませんでした。暇なので今乗ってきた列車のドアの横に付いているボタンを見てみました。このボタンを押すと閉まっているドアが開けられる訳ですね。でもどうやって開くのか、また入った後ドアはどうなるのか気になるところですが、あまり変な行動を取ると怪しいと思われるので、ボタンには触れずにおきました(笑)



鳥取行きの普通列車@浜坂 しばらくすると、鳥取方面から来た普通列車が入線してきました。後ろの車両に乗り込むとしばらくしておじさんが車内のボタンを押すとドアが閉まりました。なるほど、ボタンで開閉をコントロールするわけですか。
 列車は定刻の14:27に浜坂を出発し15:13に終点の鳥取駅に到着しました。列車の中ではずっと寝ていましたが、車内は冷房が弱かったので起きると汗をかいていました。そして周りを見渡すとみんな寝ていました(笑)。きっとみんな余部鉄橋の見学で疲れていたのですね。餘部駅で列車に乗り込む際にドアの所にある整理券発券機で餘部駅の名前が入った整理券を取っておきましたので、この整理券と鳥取駅までの運賃740円を駅の改札で駅員に渡して外へ出ました。



吾妻そば 海鮮丼を食べてから6時間近く経ってお腹が空いてきた(ような気がした)ので、駅から1キロほど歩いたところにある出雲そばの「吾妻そば」に行くことにしました。出雲そばはその名の通り、島根県の出雲地方の食べ物なのですが、このお店は鳥取で唯一出雲そばを食べることができるそうです。以前出雲大社の近くで食べた出雲そばを再び食べてみようと思ったわけです。



おそばのお茶とそばつゆ お店に入ると壁にはサインの書かれた色紙がたくさん貼られていました。結構有名なお店だったようです。テーブル席に座って「わりごそば」を注文しました。するとお水と一緒におかみさんが言うところのおそばのお茶、それとそばつゆが出てきました。お茶というかそば湯なのかな。お茶は結構白くてちょっとだけねっとりしていました。



わりごそば しばらくすると、わりごそばが出てきました。出雲大社の近くで食べた割り子そばは3段にそれぞれ違うものが乗っていましたが、ここのお店では「お好みわりご」がそれに当たるようです。このわりごそばはそばには何もかかっておらず、薬味とそばつゆを自分の好みに応じてかけて食べるのだとおかみさんに説明を受けました。そばは短いのですが、なかなかこしがあっておいしかったです。

【店情報】
店名吾妻そば (あづまそば)
住所鳥取県鳥取市本町1-206
営業時間11:00〜21:00(日曜、祝日は11:00〜19:00)
定休日第1・3日曜日




鳥取駅外観 吾妻そばを食べてからは鳥取駅に戻りました。鳥取空港へ向かう連絡バスの出発までまだ30分以上あるので駅ビル(シャミネ)の2階にあるUCCコーヒーショップでアイスレモンティーを飲みながら時間をつぶしました。
 16:40を過ぎにお店を出てバスターミナルへ向かうと結構な人がバス停で並んでいました。ターミナルビル内部のカウンターで鳥取空港行きのチケットを購入しバス停の列に並びました。バスは16:45過ぎに来ました。乗り込んで手前から席を見ていくとおばちゃんばかり。よく考えてみると朝砂丘にいた時やお昼の浜坂駅で「○○旅行の方〜」という声を何度も聞いていたのでこの人たちもツアーなのかな。バスは17:10頃に鳥取空港に到着しました。



保安検査場 バスでは後方に座っていたので降りるのも最後になってしまったのですが、空港カウンター脇の自動チェックイン機のところにものすごい列ができていました。しかもおばちゃんばかり・・・。そばにいたカウンター嬢が一生懸命に機械の操作方法を説明していました。鳥取空港はskipには対応していないので私も自動チェックイン機を使わなければならないのですが、とても時間が掛かりそうで先に2階のANA FESTAでおみやげを購入することにしました。ANA FESTAでしばらく時間を潰したあと、保安検査場をみると先程見たときとぜんぜん列の長さが変わっていない・・・。とりあえず1階の自動チェックイン機に向かうと誰も並んでいませんでしたので、さくっと航空券を発券して保安検査場に向かいました。並んでいる間もぞくぞくと人が並んでくる。結局保安検査場を通過するのに10分ほど掛かった気がします。



ボーイング767-300 これから乗る飛行機はボーイング767-300です。この機材は機体の脇に「YOKOSO! JAPAN」がプリントされている国際線機材なのです。先日の大分旅行では一日違いで乗り損ねましたが、ここで乗ることになるとは。ただ、時間が18:00発であることもあり羽田空港や空港周辺の航空路の混雑でコントロールセンターから出発規制が出されていたため、搭乗案内も17:50に変更となりました。事前のWEBチェックインではビジネスクラス部分の窓側席が空いていなかったため通路側にしました。通路側ということで搭乗は最後の方にしようと思ったのですが、ものすごい乗客の数であることや立って待っていて疲れてきたので、つい優先搭乗をしてしまいました。窓側の客が最後まで来なかった(間違えて後ろの座席に座っていた)ので助かりました。飛行機は滑走路でしばらく待機した後、出発規制が解除された18:24頃に離陸しました。



座席前のスペース 今回指定した座席は右側最前列の通路側3Fです。先程も書きましたが国際線機材のビジネスクラスで旧スーパーシートの座席です。この席は前にかなりのスペースがあるので足を伸ばしても組んでも余裕です。ただ機内誌やヘッドフォンがある壁まで距離があるので離陸してシートベルト着用ランプが付いている間は取れないという難点もあったりします。機内では寝てしまってドリンクサービスも受けませんでした。そして18:26頃に羽田空港へ着陸しました。行きと同じ南ピアのスポットに着いたのですが、着陸してからあっという間だったので、おそらくC滑走路の北側(16L)からの着陸だったようです。きっと窓側だったら綺麗な夜景が見れれたのかもしれません。ちょっと残念。
 これで今回のミニ旅は終わりです。夏休み期間で気温も35度近くまで上がったみたいですが、満足できた旅でした。あれ?でもよく考えてみると何かを忘れているような・・・。あっ!!余部鉄橋はいろいろな方向から見てきたけれど、列車に乗って渡っていない・・・。ん〜、何とも言えないミスですが、まぁ一度通っていますからいいでしょうか。あと砂丘の近くで「二十世紀梨ソフト」も食べ損ねたぞ。結構おいしいらしいのでまた行く機会があったらリベンジしたいと思います。この後はちょっと遅めの夏休みが控えています。今年はまた九州へ行く予定です。今回は何を食べようかな〜。[終わり]



旅日記メニューへ戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください