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旅日記13 九州横断の旅

4日目 肥薩線と宮崎グルメ



羽田空港signet本館 4日目です。いよいよ最終日です。ちょっと寂しさもありますが、天気もよさそうなので旅の最後を満喫したいと思います。本日は熊本から宮崎へ移動しますが、以前にも乗ったことがある肥薩線に乗るのがメインとなります。肥薩線は2004年に車両がリニューアルされて観光列車としていろいろなメディアで取り上げられ、本州からのツアーに組み込まれるほど全国的に有名になりました。
 本日もまずは朝食です。2階のレストラン「セリーナ」に向かいました。レストランまで歩いてみましたが、昨日日本一の石段に挑戦した割には筋肉痛はほとんどなく、移動には問題はなさそうです。昨日は和食料理中心でしたので、本日は洋食料理中心にしました。ちょっとメインのお皿が大きすぎてプレートに全部乗りませんでした。プレート右奥にあるオムレツは、お店の人に注文するとその場で調理してもらえます。中に入れる具もハムなど3種類(失念)を選ぶことができます。私はハムだけを注文しました。あと大きなお皿の左にあるのは筑前煮です。なぜか洋食料理の中に陳列してありました。料理はもちろんおいしかったです。



九州横断特急 8:00頃にホテルをチェックアウトして通町筋電停から市電で熊本駅へと向かいました。改札口を通ってホームで待っていると、特急くまがわ1号がホームに入ってきました。よくみると九州横断特急の車両でした。九州横断特急は通常大分の別府からこの熊本を経由して人吉まで結んでいるのですが、この列車は熊本発となっているようです。列車が停車すると、観光客が何組も車両をバックにして記念撮影を始めました。さすがに観光列車ですね。
(隣のホームは通勤客がたくさんですね)



車窓から見える球磨川 列車は定刻の8:28に熊本駅を出発しました。八代までは鹿児島本線を通るのですが、車窓からは九州新幹線の高架工事があちらこちらで行われているのが見えました。新八代駅では九州新幹線の駅も見えました。それから八代駅を出ると右手に球磨川が見えてきました。天気が良かったので川や山などが綺麗に見えました。



九州横断特急の車内 鎌瀬駅を通過すると、鉄橋を渡って今度は左側の窓から球磨川が見えるようになりました。私は右側の座席を予約していたので球磨川が見えなくなってしまいました。そこで左側の座席で空いている席を探して車両後方へ移動しました。そして車両内部を撮影したのが左の画像です。ガラガラで何組かしか乗車していませんでした。まぁ平日の朝一番ですからね。そういうことで指定席とはいっても自由席状態で皆好き勝手に席を移動をしていました。



先頭車両からの眺め 九州横断特急の先頭車両は前がよく見えるようになっていて、運転席の様子も見ることができます。



人吉駅 球磨川はところどころ急流になっているところもありました。球磨川下りの船が運航されているようなので、人吉駅までこの特急で上って船で下るというのも面白そうです。
 列車は定刻の9:52に終点の人吉駅に到着しました。特急くまがわに乗車していた乗客はほとんど隣のホームに停車中のいさぶろうに乗り換えをするようです。以前人吉に来たときはここで一旦外に出て温泉旅館に一泊しましたが、今回はこのまま列車を乗り継ぎます。



いさぶろう ホーム間の連絡橋を渡って隣のホームに下りると、いさぶろうがすでに停車していました。このいさぶろうは前述したとおり2004年にリニューアルされて以前よりさらに観光列車として乗客を楽しませる列車に生まれ変わりました。九州横断特急もそうでしたが、女性の客室乗務員が乗り込んで観光名所等の説明を車内放送で行っています。車内ではお弁当も販売したり、サービス面でも向上されていることからとてもいい感じにリニューアルされたようでうれしいですね。



今回の予約席 今回予約した座席は2両目3番席でしたので、その席へ向かうとボックス席で進行方向の逆向きの座席でした。しかし、列車が発車してもこのボックスどころか、周囲のボックス席も誰も座らなかったので、この辺一帯が自由に移動できました。
(ちょっと外が明るすぎて車内が暗く写ってしまいました)



車内の様子 まだ発車時刻まで時間がありましたので、車内の様子を撮影してみました。基本的にはボックス席になっていて、2両目の一番後が自由席になっています。全体的に木目調で統一されていて、どこかレトロな感じですね。



展望スペース 先頭車両の中央部には展望スペースが設けられていて、大きな窓から車窓を楽しむことができます。



モニター 車両の端にはモニターが付いており、車両先頭からの眺めや、観光ポイントの説明VTRが流されていました。
 いさぶろう1号は定刻通り10:03に人吉駅を発車しました。球磨川を渡って山の中に入ると急勾配を上っていきました。そしてトンネルをいくつか通過すると最初の大畑駅に到着しました。



大畑駅 大畑(おこば)駅には定刻よりも2分ほど早く到着したため、約4分間の停車です。停車中は乗客は列車から降りて自由に散策や写真撮影を楽しめます。
 この大畑駅は国内ではめずらしいスイッチバックとループ線の途中にある駅で、人吉駅から吉松駅へ向かう際にはこの大畑駅を出るとループ線で急傾斜を上っていきます。



大畑駅駅舎その1 大畑駅の駅舎です。ホームから撮影しました。歴史を思わせる駅舎で風情があっていいですね。



大畑駅駅舎その2 大畑駅は無人駅ですので出入りが自由です。駅の外から撮影してみました。



ホームの先端から 今度はホームの先端に行っていました。何本か線路が見えていますが、右奥の線路はスイッチバック用の線路で左奥が先ほど人吉からやってきた線路です。そして右手前が次の矢岳駅へ向かうループ線に繋がっています。



いさぶろう@大畑駅 いさぶろう号を撮影。列車の脇に写っている後ろ姿の女性が客室乗務員です。このあとすぐに発車の案内があり、下りていた乗客は皆車両に戻りました。そしてドアが閉められた後、運転手が後ろに向かって歩いて行きました。



スイッチバックで方向転換中 運転手が2両目の運転席に入ると、車両は先ほどとは逆の進行方向に発車しました。そしてスイッチバック用の線路に列車が入りました。列車が停車したタイミングで本来の進行方向側の運転席脇から線路を撮影。分岐している線路を右に行くと大畑駅、左に行くとループ線になります。今度は車内を運転手が前の運転席に向かって歩いて行きました。そして列車はループ線に向かって発車しました。



ループ線から見えた大畑駅周辺 列車はループ線を上っていきました。すると列車は先ほど通った大畑駅周辺が見えるポイントで停車しました。見えているのはスイッチバックのところでもうちょっと奥に大畑駅があるわけですね。ここで簡単に振り返ると、ループ線の下をトンネルで通過して大畑駅に入り、大畑駅からはトンネルがあった山の周囲を左回りで円を描きながら上ったということになります。



矢岳駅 列車はほぼ定刻の10:44頃に次の矢岳駅に到着しました。矢岳駅では約5分間の停車です。



矢岳駅駅舎 矢岳駅も歴史を感じさせる木造建築ですね。



標高536.9メートル 矢岳駅は標高が536.9メートルで、肥薩線の中で最も高い位置にある駅だそうです。



D51その1 矢岳駅にはSL展示館が併設されていて、中には肥薩線で実際に使用されていたD51が展示されています。



D51その2 実は実物のSLを見たのはこれが初めてなんですよ。実際に見るとSLのスケールの大きさに圧倒されますね。



D51その3 漆黒に塗られた機関車は重厚感がありますね。



D51の運転席 D51の運転席には自由に出入りできます。私も入ってみましたが、機関車全体の大きさから考えると狭かったです。実際に運転するときには前方からの熱が伝わってくるのでものすごく暑かったと思われます。



車輪 D51の脇には車輪が展示してあります。この車輪も大きいですね。



いさぶろう@矢岳駅 矢岳駅でのいさぶろう号です。発車の案内があり、乗客は皆列車に戻って列車は定刻通りに出発しました。



日本三大車窓 矢岳駅を出発すると、肥薩線で最も長い矢岳第一トンネルを通過しました。そして急坂を下る中、列車は日本三大車窓で有名な地点で停車しました。ただこの日はあいにくモヤがかかっていて遠くまでハッキリとは見えませんでした。ちょっと残念です。車内のモニターでは綺麗に見えたときのVTRが流れていました。



真幸駅前のスイッチバックからの眺め 列車は再び発車してやがて真幸(まさき)駅手前のスイッチバックへと入りました。スイッチバックからは真幸駅の全景が見えました。そしてスイッチバックでは再び運転手が方向転換のため車内を歩く姿が見ることができました。列車は反対方向に進行して真幸駅へ到着しました。



真幸駅 真幸駅では約4分の停車です。



真幸駅駅舎 真幸駅の駅舎も木造です。



幸せの鐘 真幸駅には幸せの鐘が設置してあり、駅名から鳴らすと真の幸せが叶うということです。画像にも写っていますが、説明には「ちょっと幸せの方は一回 もっと幸せを願う方は二回 いっぱい幸せの方は三回鳴らしてください」と書いてあります。私はちょっと幸せなので一回鳴らしました。ちょっと力が入ってしまって大きな音が鳴ってしまい、ちょっとびっくりしました(笑)。



いさぶろう@真幸駅 乗車案内があり、乗客は車両に乗り込みました。いよいよこの後は終点の吉松駅に向かいます。



はやとの風@吉松駅 いさぶろうは快調に山を下り吉松駅へと向かいました。そして定刻よりも2分ほど遅れて11:18頃に終点・吉松駅に到着しました。吉松駅ではホームの反対側にこれから乗るはやとの風が停車していました。はやとの風はいさぶろうと同じタイプの車両ですが、色は真っ黒ですね。いさぶろうを降車してまもなくはやとの風の発車案内があり、私も急いで乗り込みました。そしてドアが閉められましたが、まだ乗っていない乗客がいたようで、一旦ドアが開けられるというトラブルがありました。そして定刻よりも1分ほど遅れて11:20頃に吉松駅を出発しました。



はやとの風の車内 はやとの風の車内の様子です。こちらも木目調の作りですが、木の色が明るく車内全体が明るく感じます。特急くまがわ、いさぶろうと同じでこのはやとの風も指定席の乗客は少なかったです。
(乗客はなぜか車両の先頭部分に集まっていますね)



はやとの風の座席 座席はこんな感じになっています。背中の部分が薄い板になっているので壊れないかちょっと心配になってしまいますが・・・。



展望スペース はやとの風にも展望スペースが設置してあります。こちらの展望スペースは椅子があって座ることができます。この後こちらでお弁当を食べている夫婦がいました。横並びの通常座席と違って二人とも車窓からの景色を見ながらになるのがいいですね。



大隅横川駅 大隅横川駅です。停車時間がほとんどありませんでしたので降車することができませんでしたが、こちらの駅舎は100年以上の歴史があるそうです。
 大隅横川駅の次の停車駅である霧島温泉駅で多くの乗客が乗ってきました。席もかなり埋まりました。なぜかこのはやとの風だけ前日までの空席状況が余裕がなかったので不思議に思ったのですが、霧島温泉駅からの乗客がいたということですね。これですっきりできました。



嘉例川駅 列車はほぼ定刻の11:48頃に嘉例川(かれいがわ)駅に到着しました。こちらの駅では約5分の停車です。



嘉例川駅駅舎 嘉例川駅も大隅横川駅と同様に100年以上昔に建てられた駅です。駅入り口脇には「明治36年1月15日創業」と書かれた紙が貼ってありました。



はやとの風@隼人駅 列車は定刻の12:07に隼人駅に到着しました。約4分の停車時間があります。私はここで乗り換えるため下車しました。列車はここから日豊本線に入って錦江湾沿いに桜島を見ながら鹿児島中央駅まで運行しています。



隼人駅 ここ隼人駅は肥薩線と日豊本線が交わる駅で、肥薩線はここで終了です。ちなみに国分(こくぶ)方面が日豊本線、日当山(ひなたやま)方面が肥薩線です。



はやとの風と特急きりしまのツーショット しばらくすると、鹿児島方面から特急きりしまが隣のホームに入線してきました。この特急きりしまは霧島神宮止まりなので乗りませんが、はやとの風とのツーショットが撮影できました。



隼人駅駅舎 乗車券は熊本県から宮崎駅までの通し券(三日間有効)のため、途中駅での降車する(いったん駅を出る)ことができます。そこで改札で乗車券を見せて外へ出ました。駅の周辺は特に喫茶店もなさそうでしたので、駅構内の待合室で時間を潰しました。待合室内はクーラーが効いていて快適でした。



肥薩線普通列車 12:40頃に待合室を出てホームに出ると、吉松方面から来た肥薩線の普通列車が入線してきました。吉松駅でははやとの風に乗らなくても、この普通列車に乗車すれば次に乗る特急に間に合うのですが、嘉例川駅での停車時間は普通列車ではないので、はやとの風に乗車してよかったです。まぁ普通列車にも独特の風情があるのですが・・・。



特急きりしま 普通列車が入線してまもなく隣のホームに特急きりしまが入線してきましたので、乗車しました。乗車すると予約した座席に他の人が座っている・・・。どうやら反対側の座席の乗客が桜島を見るため右側の座席に移っていたようでした。どうも日本語ではない言葉をしゃべっていたので日本人ではなさそうです。仕方ないので一番後の座席に座りました。その乗客は霧島神宮駅で降車していきました。やっと自分の座席に座れる・・・。
(画像は宮崎駅で撮影)



特急きりしまの車内 自分の座席に座る前に車内を撮影。指定席は3両編成の内1両の半分しかなく、座席の頭の部分の所が黄色になっています。一方自由席は白色です。霧島神宮を出てからは途中で乗り込んできた客を含めて3人だけでした。自由席には空席があったので、わざわざ自由席にしなくてもよかったのかも知れません。



特急きりしまの車両 列車は定刻の14:19に終点の宮崎に到着しました。車両に書かれているHYUGA(=ひゅうが)は延岡と宮崎・宮崎空港を結ぶ特急の名前です。



栄養軒 宮崎には着いたので、さっそくお昼ごはんにします。もう14時を過ぎているのでお腹が空きました。宮崎市内にはバスが通っているのですが、どのバスがどのルートで運行しているのかわからなかったので、歩いて目的の栄養軒に向かいました。栄養軒には14:35頃に到着しました。



栄養軒のラーメン 栄養軒は宮崎ラーメンのお店で、14時を過ぎているにも関わらず店内はたくさんお客が入っていました。お腹は空いたのですが、この後の夕飯まであまり時間がありませんので、レギュラーのラーメンを注文しました。待っている間メニューを見ていると、学割がありました。しかも学割を適用するには学生服の着用が必要だそうです。面白いですね。ちなみにこのお店での大盛りは「デラ」(デラックス?)と表現します。通常のラーメンの大盛りが「メンデラ」となります。
 しばらくするとラーメンが出てきました。宮崎ラーメンは豚骨ベースのスープでややあっさりしています。麺はちょっと細めのストレート麺でした。なかなかおいしかったです。食べている間も客が入ってきてメンデラを注文するお客が多かったです。かなりの人気店のようです。

【店情報】
店名栄養軒 (えいようけん)
住所宮崎県宮崎市江平西2-1-6
営業時間11:00〜24:30(火〜金曜日)、11:00〜25:00(土曜日)、11:00〜23:00(日曜日)
定休日月曜日(祝日の場合は翌日)




宮崎神宮入り口 この後の予定がなく、時間が空きましたのでちょっと足を伸ばして宮崎神宮へ行くことにしました。栄養軒からは道をまっすぐ進むだけですのでわかりやすいですね。10分ほど歩くと宮崎神宮の入り口に着きました。



宮崎神宮の鳥居 宮崎神宮の鳥居です。このまま進むと宮崎神宮の中心部である社殿にたどり着くようです。



社殿への入り口 まだまだ社殿にはたどり着きません。結構距離がありますね。



社殿手前の賽銭箱 社殿の手前には着きましたが、一番奥の社殿までは行けないようです。とりあえずここでお賽銭を入れて旅が無事に終わるように願いました。



フルーツ大野 社殿の手前から宮崎神宮の入り口に戻ってからバス停がありましたので、携帯電話で調べたところ、宮崎市の繁華街である橘通(たちばなどおり)を通るようなのでバスに乗ることにしました。しばらくするとバスが来ましたので乗って、橘通三丁目で下車しました。そこから歩いて「フルーツ大野」へ向かいました。



マンゴーアイス フルーツ大野は果物屋なのですが、パーラーが併設されていてそこでパフェなどをいただくことができます。残念ながらマンゴーの季節は終了しているのですが、マンゴーアイスはメニューにありましたので注文しました。しばらくしてやってきたマンゴーアイスには上に生クリームとイチゴ、そして画像では見にくいですが星形のスターフルーツが乗っていました。スターフルーツは初めて食べたのですが、すっきりとした酸っぱさでおいしかったです。もちろん、マンゴーアイスはさっぱりしておいしかったです。アイスを食べてクールダウンできました。

【店情報】
店名フルーツ大野
住所宮崎県宮崎市中央通1-22
営業時間11:00〜23:00
定休日不定休




宮崎県庁 次は今話題の宮崎県庁へ行くことにしました。歩いて県庁へ向かうと人の多さに驚いてしまいました。



庁舎の入り口 庁舎の入口に行くと東国原知事の写真パネルが展示してあり、並んで記念撮影をしている人がいました。残念ながら知事には直接会うことができませんでした(当然か)。



観光バス 庁舎から出ると、そこには観光バスが止まっていました。ツアーに宮崎県庁見学が組み込まれているという話は聞いていたのですが、本当に観光バスで訪れているのですね。



おぐら本店 宮崎県庁の敷地から出て、先ほど県庁へ向かう途中にあった書店に入りました。まだ次に訪れるお店が開いていないため、立ち読みをして時間を潰すことにしました(お店の人すいません)。東京に関する旅行誌を見てみると、中に電車の自動改札の通り方という説明がありました。普段私は何気なく利用している自動改札ですが、地方に住んでいる方は自動改札の通り方がわからないものですよね。そういえば羽田空港でもモノレールや京浜急行でも改札は自動改札なんですよね。自動改札の通り方だけではなく、suicaやpasmoの説明もありましたが、わざわざ旅行のためにカードを作るのかいなと思いました。
 立ち読みをして17:00になりましたので、夕飯を食べるため「おぐら本店」に向かいました。おぐら本店は大通りから路地を入ったところにあるのでわかりにくいのですが、デパートの山形屋の裏に回ると見つけられます。



チキン南蛮 おぐら本店はチキン南蛮発祥のお店とされ、たくさんのチェーン店を展開しています。中に入ってさっそくチキン南蛮を注文すると、しばらくしてチキン南蛮とライスが出てきました。チキン南蛮ですが、上に掛かったタルタルソースにいろいろな物が混ぜられているので食べてみるとかなり複雑な味でした。あまりタルタルソースを付けすぎると気持ち悪くなりますが、鶏肉のうま味とあいまってとてもおいしかったです。ライスの量もけっこうあったので、お腹が一杯になりました。お昼の宮崎ラーメンを食べてから2時間半ぐらいしか経っていないからだという話もありますが・・・。

こちらのお店はチキンライス訪問記を参考にさせていただきました。
チキンライス訪問記はこちら→ リンク先へ

【店情報】
店名おぐら本店
住所宮崎県宮崎市橘通東3-4-24
営業時間11:00〜15:00 17:00〜20:15
定休日火曜日(祝日の場合は翌日)




宮崎駅外観 食べ終わってからは歩いて宮崎駅へ向かいました。満腹でちょっと歩くのが辛かったです・・・。



宮崎駅 宮崎駅の改札は変わっていて2つのホームに入るための改札が別々になっていました。つまり、駅の下に通路が通っていて、その両脇にそれぞれの改札があるのです。宮崎空港方面の改札を通ってホームへ向かいました。隣の駅は宮崎神宮なのですが、先ほどお昼を食べるためにいった栄養軒とそこから宮崎神宮まで歩きましたので、一駅分歩いたことになるんですね。
(駅名標は「みやざき」だらけですね)



西都城行きの普通列車 ホームには学生とビジネスマンが列車の到着を待って列を作っていました。でも私たちが乗る宮崎方面ではなく、西都城行きの方に並んでいました。しばらくして普通列車が入ってくると、ホームにいた人たちがほとんどその列車に乗り込んでしまいました。



宮崎空港行きの普通列車 しばらくすると、延岡方面から宮崎空港行きの普通列車が入ってきました。列車に乗り込むと定刻の18:07に宮崎駅を発車しました。次の南宮崎駅では反対方向からの列車待ちで11分の停車時間があってかなり待ちました。その間に後から宮崎駅を発車した西都城駅が南宮崎駅を発車していきました。



普通列車@宮崎空港駅 列車は定刻通り18:27に終点の宮崎空港駅に到着しました。



特急にちりん 普通列車が到着してすぐに、ホームの反対側に停車していた小倉行きの特急にちりんが発車していきました。今調べてみると、18:27に宮崎空港を出発した特急にちりんは終点の小倉駅に到着するのが23:21だそうです。これは私が東京の自宅に到着するのよりも遅いのです。九州は本当に縦に長いことがわかります。



宮崎空港駅の改札口 宮崎空港駅の改札です。そういえばホームにも改札口にも「宮崎空港駅」という標識や駅名標は見あたりませんでした。(ただ単に見つけるのがヘタだったのかもしれませんが)



空港カウンター 宮崎空港からは20:00発の東京行きの飛行機で帰ります。最終便でオーバーブック(席数よりも実際に搭乗する人が多くなる現象)をちょっとだけ期待したのですが、満席にはなりませんでした。まぁ前日の段階で10席以上空きがあったから当然ですけどね。



エアバスA320 空港ではまず、2階の売店で自宅用の飫肥天とチキン南蛮、それと職場用のお菓子を購入しました。その後は同じ2階にあるカフェ「カンナ」で日向夏スカッシュを飲んで時間を潰しました。
 19:30を過ぎてからは手荷物検査場を通過して搭乗待合室で座って待ちました。今回乗るのはエアバスA320で全席普通席です。スーパーシートプレミアムがあればアップグレードしたのですが。



8番搭乗口 羽田行きですが、羽田付近の航空路混雑の影響で管制室から待機の命令が出されたため、飛行機への搭乗案内も19:50になりました。そして時間になって優先搭乗の案内がありましたので飛行機に乗り込みました。今回の座席は後方の窓側24Fです。3人掛けの座席でしたが真ん中の座席には誰も座らなかったのでちょっとは楽に座れました。飛行機は定刻よりも10分以上遅れて宮崎空港を離陸し、羽田空港にも10分ほど遅れて到着しました。今回は羽田手前の夜景を期待して左の窓側座席にしたのですが、34Rからの着陸だったようで着陸するまで夜景は近くには見えませんでした。飛行機が遅れて到着したため、地元へのリムジンバスを下りると路線バスの最終バスが発車していくなど、ちょっと最後はツイていないことがありました。
 これで今回の旅はおしまいです。初日に地元で霧雨になりましたが、九州ではすべて好天に恵まれて食べたものにもハズレがありませんでした。本当に楽しい夏休みとなりました。今回時間が足りなくて途中で引き上げた長崎ペンギン水族館やまだまだ堪能しきっていない宮崎グルメをリベンジすることや、指宿への訪問や肥薩オレンジ鉄道への乗車など、まだまだ九州にもネタがありますので今後の楽しみにしたいと思います。[終わり]



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