このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

スイッチバックとは?


 スイッチバックとは、途中で進行方向が換わる運転方式です。 今回は単線スルー式のスイッチバック駅を作りました。 蒸気機関車が主力だったころ、 急勾配の途中にやむを得ず駅を作らなければならない場合に用いられたものです。
 下の図を見て頂ければわかると思いますが、本線上に駅がないため、 停車する列車は複雑な運転方法をとらなければなりません。 (通過する列車はそのまま直進)

 スイッチバック駅に向かって普通列車がやってきました。

 列車はいったん奥の引込み線に入ります。

 進行方向が換わり、駅に向けて走ります。
 このとき、車掌が乗務していれば、そのままバックすることが多いようですが、 ワンマン運手の場合は、運転士が反対側の運転台に移ることが多いです。

 これでやっと到着。

 停車中に列車の行き違いなどもあります。

 再び進行方向が換わり出発。 今度は引込み線には寄らず、そのまま進みます。
 とまあ、こんな感じで手間も時間もかかるため、 スイッチバック駅は次々と廃止されています。

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