このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


悠々散歩
葵祭 社頭の儀
下鴨神社にて
【2015年5月15日(金)】
斎王代

 ◆社頭の儀 (下鴨神社)

葵祭は、もともと 勅使が賀茂の神に進物を奉ることがルーツであって、
天皇陛下の勅使の代役である近衛使代が京都御所より出発し、下鴨神社と上賀茂神社へ
御幣物と御祭文を奏上するための道のりの行列のこと。・・・路頭の儀(ろとうのぎ)

そして両社における儀式のことを、社頭の儀(しゃとうのぎ)とよばれている。


【 楼門 】


境内の【橋殿】の席で見物本殿への門 【中門】





【楼門を通って 斎王代列が入場】


斎王代
十二単衣に小忌衣(おみころも)を着て、心葉(こころば)とよばれる装飾品を頭に飾ります。
垂髪(おすべらかし)からは日陰糸と呼ぶ白い組紐(くみひも)の飾りが両脇に。
檜扇(ひおうぎ)を手にしたその姿は、優雅・・・






命婦(みょうぶ)と呼ばれる高位の女官



騎女(むなのりおんな)
  神事を司る女官で、騎馬で参向する。
  下鴨神社では馬を降り、長い裾を曳いた姿は本当に綺麗〜〜




釆女(うねめ) と呼ばれる女官
斎王代と同じような 心葉(こころば)とよばれる装飾品を頭に飾り、
青海波模様のさわやかな色の衣装でした〜〜



・・・舞殿の向こう 【神服殿】に整列して控える 女人達・・・








勅使 入場

勅使が舞殿へ・・・御幣物を・・・




御祭文を奏上する勅使 (柱の陰で 見えません)





関係者の参拝


歌手の平原綾香さん 参拝




牽馬の儀
   
舞殿の周りを3度 回ります


お馬さんも 頭を下げてお参り



東遊 
(6人の舞人が舞殿で舞う)


楼門内での行事は・・・終了





楼門の外には、
行列の際の「風流傘」や「赤い傘」が飾られています。

午後 上賀茂神社への行列に備えて・・・



糺の森の馬場では、走馬の儀が始まっています。

 ◆走馬の儀  <下鴨神社>

走馬の儀は、馬が全力を発揮して疾走する姿を奉納します。
(5月3日の 流鏑馬神事とは異なり、矢は射ません)


かなり早く勢いがあるので、間近で見ると迫力あります




射手は、褒美として授かった禄を肩から掛けています。
「黄色」・「青色」・「赤色」
  





以上で、下鴨神社での「社頭の儀」は終了で〜す。

この後、上賀茂神社への行列・・・社頭の儀・・・と続きます。


(今回の見学は、これにて終わり)
<葵祭2015年の案内と綺麗な色紙>
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