このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
北斗星の食堂車を体験
北海道旅行の帰り、北斗星4号に乗りましたが、食堂車でモーニングを食べてきました。
北斗星には何度か乗っていますが、食堂車を使うのは初めての体験でした。ディナーは予約しないと食べられないし、その雰囲気からして一人旅だとどうしても使いづらいものです。お値段も結構なものですし。
今回は列車全体の乗客があまりにも少なく、食堂車にも誰もいなかったので使ってみることにしました。
北斗星は2往復あって、1・2号がJR北海道、3・4号がJR東日本の受け持ちとなっています。
これは東日本持ちの車両です。両社で内装などの趣きが異なります。
誰もいないのが寂しい。
「和朝食」と呼ばれるメニューです。1600円。
ごはん、和え物、煮物、卵、焼き魚、果物などの内容で、これにお味噌汁と食後のコーヒーがつきます。
朝食には和と洋があります。洋はパン・ハム・スクランブルエッグなどの内容です。
和定食は上り北斗星4号の場合、仙台駅で積み込みます(洋朝食は仙台到着前から利用できます)。
夜の豪華なディナーは完全予約制ですが、各朝食は予約なしで食べることができます。
食堂車の外観です。上野駅13番線で撮ったものですが、あまりに悲惨な写真ですみませんね(^^)
本来なら反対側のホームから撮るのが基本なのですが、この駅ではムリ!
各テーブルに輝くランプシェードが印象的です。
夜のディナータイムだと、さぞや素敵なムードを演出することでしょう。
スシ24という形式の客車ですが、お寿司は出しません。形式のつけ方のきまりで、このようになったものです。食堂車の場合、「シ」という記号が入ります。
かつては夜行・昼行を問わず多くの列車に連結されていた食堂車ですが、現在では上野〜札幌の「カシオペア」・「北斗星」、大阪〜札幌の「トワイライトエクスプレス」の3列車のみになってしまいました。新幹線でも食堂車は消滅してますので、全国でもこの3列車のみになっています。
いずれも乗ることを楽しみにした列車で、豪華列車などと呼ばれるものばかりです。
これら3列車では、夜はフランス料理のディナーが振舞われ、食べることも楽しみのひとつとして提供しており、食堂車の役割もすっかり様変わりしています。
●北斗星でのお食事メニュー <ディナー> <パブタイム>※ディナー終了後、23:00まで利用できます。予約不要。 <モーニング> |
JR東日本車は全室ロビー、JR北海道車はロビーと個室寝台の合造車となっています。
これは全室ロビーの東日本車。
ロビーカーの外観だよ〜ん。
外観も両社で異なります。
流れ星が印象的な東日本車。
上野駅13番線に到着した北斗星4号。この日は4時間遅れでした。
青森からずっと牽引してきたのはEF81。この日はお召機81号が担当。
85年のつくば万博の際、昭和天皇のお召列車を牽引したという輝かしい経歴の持ち主。
側面には流れ星が描かれている。
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