このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください




東武鉄道 森林公園撮影会 



10月30日、東武東上線の森林公園検修区にて、電車撮影会が開催されました。
東武東上線は、池袋を起点に川越や小川町を経て寄居までの約75キロの路線です。同じ東武鉄道でも、本線や日光線と違い華やかな特急列車はなく、趣味的にはちょっと地味な路線かな。でも、東武一のドル箱路線なんですよね。

東武鉄道では数年おきに撮影会をやっていますが、この森林公園で行うのは2000年5月以来、4年半ぶりです。

今回の注目の的は、なんと言っても28年ぶりに登場時のカラーに復元された8000系電車でしょう。東上線開業90周年を記念して、見事に復元されました、、、といっても、何せ28年。初めて見る人が多かったのではないでしょうか?

作者にとっては、幼少時に毎日見かけた東上線。趣味の原風景とも言える路線で、とっても愛着があるんですよね。祖父母の家も東武鉄道沿線にあって、東武にはだいぶお世話になりました。
ということで、雨が降る中参加してきました。


東武鉄道の主力、8000系です。私鉄の電車では単一形式最多数を誇っています(712両)。
昭和38年より活躍していますが、まだ一両も廃車が出ていません。

おまちかね 8000系リバイバル塗装車です。
上の写真の電車の、登場時の塗装です。 昭和38年から49年ごろまで見ることができました。


このように東上線を走っているすべての形式が並べられました。
すべてとはいいましたが、これらのほかに、東京メトロ有楽町線の電車も乗り入れてきます。
5本の電車、すべて形が違いますが、形式別にすると3形式です。
え?どういうこと? 次から解説します。

東武鉄道の主力、8000系。どちらも同じ8000系です。
左の復元塗装車は原型車。右側のブラックフェイスの電車は更新車です。
更新されるとこのように顔が変わります(原型のまま更新された車両もあり)。

たしか延命されていると思った。
一番上の写真の8000系も原型車です。

左は9000系、右は10000系。
9000系は地下鉄有楽町線乗り入れ用として登場した電車。東武鉄道初のステンレス車です。
10000系は9000系を基に、地上線用(地下鉄非乗り入れ用)として製造された電車です。

どちらも10000系です。
製造時期により、形に違いがあります。性能は(たぶん)まったく同じで、連結して走らせることもできます。

ふたたび、8000系リバイバル塗装車です。
私もこの塗装は初めて見ました。8000系は3回塗装が変わっており、この色、現行の白色のほかに、クリーム色一色という時代がありました。昭和51年から62年ごろまで見られたもので、私が昔見ていたのもクリーム色のころでした。
クリーム色もリバイバルしないかな〜

やや野暮ったい色ですが、こう見てみると結構いい色してる。
当時を知らないからでしょうか、今見ると新鮮な印象を受けます。

走っているところを撮影したくなってきました。

会場は、多くのファンや親子連れでにぎわっていました。
部品やグッズ販売のコーナーもあり、どれも盛況のようでした。



当日はあいにくのお天気でしたが(地下鉄の撮影会の時もあいにくのお天気だったね)、ちょっと懐かしい気分に浸ることができました。
リバイバル塗装の8000系は2月ごろまで走るようで、機会があれば撮りにいきたいな。
本線でもこのような撮影会を期待しています。


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