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特別補充券・車内補充券

H16.10.12更新



特別補充券
 必要事項を記入・入鋏して乗車券急行券〔特急券〕として発行出来る多目的の券で一般用特殊区間用がある。車内で乗務員が発行する茶褐色の券を車内補充券と呼び、薄緑色の券は駅用で使用(発行)箇所によって出札補充券改札補充券などと呼ばれている。

一般用特別補充券
 必要事項を記入して発行する。

特殊区間用特別補充券
 必要事項を入鋏、または○等を記入して発行する。駅名式地図式があり、主に車内補充券として使用されていた。駅用は乗換駅の通路上や精算所などで精算を兼ねて発行したり、多客時に無人駅に出張して発行した。地紋は淡褐色 (一部の乗務員区では淡青色の券を使用)   

料金専用補充券
 料金券専用で多目的に使用出来る補充券として昭和57年に誕生。             




特別補充券 (駅用)

昭和20年4月 従来、追徴切符と呼ばれていた券を特殊補充券と改称。
昭和41年2月 特殊補充券を廃止、車内補充券と色違いの同様式の出札補充券改札補充券が誕生。








  
  
一般用 (B寝台券からまつ号)
薄緑色
塘路駅発行   S55.7.23        
  特殊区間用(駅名式)
  茶褐色
  大宮駅発行 年月日不明  



昭和57年4月  多目的料金券として料金専用補充券誕生。

急行券・指定席券
薄緑色 仙台駅発行  S60.12.22



昭和62年4月1日  国鉄民営化、JR各社発足。

〔JR東日本〕

一般用
薄緑色
会津高田駅発行
     S63.9.30



 現在、 大半の駅ではマルスM型端末、 又はPOS端末が設置してあり、 特別補充券を発行することは極まれとなった。地方の端末機の未導入の駅 (業務委託駅を含む) や簡易委託駅で口座の無い区間の乗車券等を発売する際に使用されているが、極一部の駅に限られている。





車内補充券

昭和20年4月  従来、概算切符と呼ばれていた券を特殊補充券と改称。
昭和25年5月  車内補充券と改称。

一般用
淡青色
東京車掌区乗務員発行
S38.6.9



昭和41年3月、車内補充券を淡青色から淡褐色に変更し、券面から車内補充券の券名表示を削除。〔一部の地域では、車内乗車券と表示。〕駅では、車内補充券〔一般用〕と色違いで淡緑色の同様式の出札補充券改札補充券が誕生。            










 




 
一般用
茶褐色
直方車掌区乗務員発行
S56.4.3


 特殊区間用(地図式)
 茶褐色
 浜松車掌区乗務員発行
 年月日不明 

         
  特殊区間用(駅名式)
  淡青色
  会津若松車掌区
       乗務員発行 
  S57.3.21



昭和62年4月1日  国鉄民営化、JR各社発足

















〔JR東日本〕
特殊区間用(地図式)
茶褐色
東京車掌区乗務員発行
年月日不明



昭和62年11月  JR西日本で車内補充券発行機を試行開始。
平成元年6月  JR東日本でも車内補充券発行機を試行開始。
平成2年     JR各社で車内補充券発行機を導入し、補充券〔車内用〕は廃止された。



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