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グリーン券

2005/11/04更新




昭和44年5月10日   

従来の等級制廃止により、旧1等車、旧1等船室の施設利用に対する特別車両料金特別船室料金を設定し誕生した。

特別車両〔船室〕を乗り継いだり、 特別車両が走っていない区間があっても 通算のキロ程で料金計算し1枚の券で発行した。 30km以上〔国電区間は除く。 昭和44年11月 からは50km以上〕は途中下車可能で、東京電環・都区内などの市内均一制を適用し、小児料金も設定され乗車券的性格が濃厚だった。

特急、急行列車のグリーン車を利用する場合は別途所持している特急券、又は座席指定券の号車欄に「A」と記入した。       



  
特急・急行用グリーン券
薄緑色 Aサイズ
湯河原駅発行 S47.8.8
  特急・急行用グリーン券
  薄緑色 Aサイズ 〔補充式〕
  旭川駅発行 S48.8.21




  
普通列車用グリーン券
薄緑色 Aサイズ
田浦駅発行 S48.9.15
  特急・急行・連絡船用グリーン券
  薄緑色 Aサイズ
  新大阪駅発行 S49.9.15





連絡船用グリーン券
薄緑色 Aサイズ
讃岐丸発行
S48.2.10



準常備式
右端が発売金額となるように切断して発行する券で需要はあるが、 常備券を置くほど必要が無い駅て゛使用された。


   


特急・急行用グリーン券
薄緑色 
準常備式
観音寺駅発行
S48.8.17




普通列車用グリーン券
薄緑色 
準常備式
(交)梅田営業所発行
S49.3.17


       


特急・急行・連絡船用
グリーン券

薄緑色 
準常備式
(交)函館営業所発行
S48.8.17




昭和49年10月 

1箇列車限り有効とし実際の乗車キロ程に対する料金に変更し、 設備利用料金としての性格を強めた。そして小児料金を廃止した。グリーン券は指定席で、自由席用は自由席グリーン券となり、 そして関連発売制度採用で急行券〔特急券〕とグリー ン券、又は急行券と自由席グリーン券との一葉化した券の発売が常態となる。




グリーン券

急行・特急用のグリーン券は、特急券、又は急行券とグリーン券を一葉化した券の発売が常態なり、主にDサイズ券で発行され、Aサイズ券での発行は少なった。
      

特急券・グリーン券 
〔オホーツク7号〕
薄緑色 Aサイズ 
美幌駅発行
S49.10.23







(裏面)
新幹線特急券・グリーン券 〔ひかり164号〕
薄緑色 Dサイズ 東京駅旅行センター発行  58.10.17


特急券・グリーン券 〔やまびこ4号〕
薄緑色 Dサイズ 西加古川駅発行 S53.2.6


急行券・グリーン券 〔宗谷号〕
薄緑色 Dサイズ 倶知安駅発行 S52.11.1


グリーン券 〔青函第2便〕
薄緑色 Dサイズ 羊蹄丸駅発行 S53.11.24



準常備式
右端が発売金額となるように切断して発行する券で需要はあるが、 常備券を置くほど必要が無い駅て゛使用された。


新幹線特急券・グリーン券
薄緑色
姫路駅発行
S53.11.17


特急券・グリーン券
薄緑色
磯子駅発行
S50.3.3


急行券・グリーン券
薄緑色
三次駅発行
S49.10.27



自由席グリーン券・普通列車グリーン券

座席を指定しない自由席グリーン券普通列車グリーン券はAサイズの券を使用していた。急行券自由席グリーン券は関連発売制度採用で急行券と自由席グリーン券を一葉化した券。


急行券自由席グリーン券
薄緑色
Aサイズ
札幌駅発行
S54.6.3




  
普通列車グリーン券
薄緑色 Aサイズ
成田駅発行 S57.11.14
  乗車券・普通列車グリーン券
  薄緑色 Aサイズ
  茅ヶ崎駅発行 S57.11.14




連絡船自由席グリーン券
薄緑色
Aサイズ
松前丸発行
S53.11.5
  




乗車券印刷発行機・マルス端末

昭和39年より マルスシステムの取り扱いを本格的に開始し、指定席券、寝台券などの発行が行われた。 端末機は色々な形式があり、券の様式が変化していった。
   
昭和45年より 乗車券印刷発行機が導入され窓口で係員が操作し、自由席グリーン券普通列車グリーン券を発行し発売した。







  
普通列車用グリーン券
(乗車券印刷発行機発券)
恵比寿駅発行
S60.12.6

  連絡船用グリーン券
  (マルス端末機発券)
  洞爺駅発行
  S55.7.21



普通列車用グリーン券(マルス端末機発券)
北千住駅発行 H2.8.5




車内グリーン券

車内で発売され料金を数段にわたって印刷してあり発売の都度、該当の部分が最下段になるように切り離して発売した。 多数の駅名が印刷してあり、該当の駅名を丸で囲むタイプのものが多かった。

普通列車グリーン券
(JR東日本)
薄緑色
津田沼車掌区発行 
発行年月日不明
  



現在は、マルス端末、又はPOS端末設置駅が増え、マルス端末未導入駅では料金専用補充券による発券に変わり硬券は消滅した。国鉄時代の乗車券印刷発行機も無くなり、普通列車グリーン券は、自動券売機マルス端末やPOS端末で発売されている。

自由席グリーン券は、青函連絡船、宇高連絡船が廃止になり、そして急行列車も特急列車に格上げ、又は廃統合された為、特急列車の限られた区間と臨時列車以外で発売される事は無い。(極僅かに残っている夜行急行列車に指定席のグリーン車が連結されている。)

車内グリーン券は、JR各社で車内補充券発行機が導入され無くている。

普通列車グリーン券
(JR東日本)
車内補充券発行機発行
茶褐色
国府津車掌区駅発行 
H14.9.6




硬券のサイズ・・・Aサイズ 3.0 X 5.75cm、Dサイズ 3.0 X 8.7cm

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