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H16.10.06更新
明治5年10月14日 官営鉄道 新橋〜横浜間開業し、工部省鉄道寮が運営する。
乗車券は、一般式の常備片道乗車券のみ。
・サイズは、エドモンソンの原サイズ(2 1/4×1 3/6インチ )
・一等は黄白、二等は薄藍色、三等は薄紅色、 地紋なし
・有効区間は、「新橋ヨリ横浜迄」のような漢字 右書き
・券番は、表面の左右
・裏面は、・英独仏三ヶ国語の注意事項
明治9年12月1日
裏面の注意事項は、日英の二ヶ国語に改める
明治10年1月11日 工部省鉄道寮を工部省鉄道局に変更される。
明治10年頃、一・二・三等を上・中・下等に改める。
明治18年12月22日 工部省が廃止になり、鉄道局は内閣直属になる。
明治21月20日
有効区間を「よこはまより 志んばしまで」のような平仮名に改める。
明治23年9月6日 内務省鉄道庁に変更にされる。
明治25年7月21日 内務省鉄道庁を逓信省鉄道庁に変更される。
明治26年11月10日 逓信省鉄道庁を逓信省鉄道局に変更される。
明治30年8月18日 逓信省鉄道局を逓信省鉄道作業局に変更される。
明治30年9月1日
一・二・三等を壱・弐・参等に改める。
・有効区間の「まで」を廃止
・小児断線を新設 (左下から右上に)
・裏面の注意事項を廃止し、券番を両端への表示に改める。
明治35年頃
無地だった乗車券に地紋が入る。
・大型波状で、その中央に「鉄道作業局」が右書きで書かれていた。
明治37年
東京圏の電車区間で特定運賃が制定され、乗車券は「一般用」と「電車区間用」で区別される。
明治40年4月1日 逓信省鉄道作業局帝国鉄道庁に変更される。
地紋は、大型波状で「帝国鉄道庁」になる
明治41年12月5日 帝国鉄道庁を鉄道院に変更される。
地紋は、大型波状で「鉄道院」になる
明治45年
地紋を GIR「てつだうゐん」に変更する。
明治41年12月16日
電車区間の乗車券を改める。
・有効区間は 「品川より 上野 池袋間ゆき」のような漢字 右書き
大正5月15日
発着駅名を漢字 右書きに変更する。
大正8年12月19日
表面表示を右書きから左書きに変更する。
大正9年5月15日 鉄道院を鉄道省に変更される。
地紋は、GJR「てつだうしやう」になる
大正10年1月11日
一等は「淡黄色」、二等は「淡青色」、三等は「淡赤色」とし、有効区間を「より ゆき」式に改める。
昭和18年11月1日 鉄道省を運輸通信省鉄道総局に変更される。
常備式片道乗車券
一般式
〔2等〕 大人小児用 淡青色 Aサイズ 大阪駅発行 S17.1.16 | 〔2等〕 大人小児用 淡青色 Aサイズ 新宿駅発行 S15.11.10 |
〔3等〕 大人小児用 淡紅色 Aサイズ 茨木駅発行 S6.8.9 |
相互式・・・昭和6年頃から電車区間で使用
〔3等〕 大人小児用 淡紅色 Bサイズ 神田駅発行 S11.4.29 |
地図式・・・昭和13.14年頃から東京環状線内とその周辺の駅で使用、昭和17年にBサイズに変更
〔3等〕 大人用 淡紅色 Aサイズ 池袋駅発行 S13.2.25 | 〔裏面〕 |
補充式片道乗車券
〔2等〕 異級乗車券 大人用 淡青色 攝津本山駅発行 S18.7.25 | |
〔3等〕 大人用 淡紅色 平駅発行 S18.7.25 |
昭和5年4月1日、哩(マイル)を粁(キロメートル)に変更し、券面に400キロまで1本、800キロまで2本、800キロ以上は3本の赤色斜線を左下から右上に入れる。
昭和6年8月1日、「普通急行列車券」を「普通急行券」に、「特別急行列車券」を「特別急行券」に改める。
特別急行券の券面に「かもめ」「さくら」「つばめ」「ふじ」のトレインマークをスタンプを押す。
特別急行券〔3等〕 大人小児用 淡紅色 Aサイズ 博多駅発行 S17.3.27 | |
普通急行券〔2等〕 大人小児用 淡青色 Aサイズ 門司駅発行 S16.6.12 | |
普通急行券〔3等〕 大人小児用 淡紅色 Aサイズ 大阪駅発行 S14.2.8 | 普通急行券〔3等〕 大人小児用 淡紅色 Aサイズ 尾張一ノ宮駅発行 S18.2.19 |
寝 台 券
淡紅色 Aサイズ 大阪駅発行 年月日不明 |
昭和20年5月19日 運輸省鉄道総局に変更
常備式片道乗車券
〔3等〕一般式 大人小児用 淡紅色 Bサイズ 小田原駅発行 S21.4.15 |
昭和24年6月1日 運輸省から分離し、公共企業体日本国有鉄道発足
硬券のサイズ・・・Aサイズ 3.0 X 5.75cm、Bサイズ 2.5 X 5.75cm
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