橘宣行彫刻
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スライダースタジアム・
ピッチャー山本



 2000年作品
 全幅3200mm 全長6800mm 全高2100mm
 総重量 1.8t

 人が乗り込み野球盤プレイを楽しむことができる




「私が年少期を過ごした昭和40年代中盤から終盤、日本の子供向け文化は戦後大衆消費社会の中で 黄金期にあった。チャンネルをひねれば、マジンガーZがロケットパンチをぶっぱなし、仮面ライダーが愛車 サイクロン号で駆け抜け、ドリフターズが食べ物を舞台上にぶちまけていた。 友達の家に人生ゲームをやりに行き、兄貴にブルース・リーのヌンチャクを作ってくれとせがんだあの頃。 ヒーロー達の造形のかっこよさはそのまま私の脳みそに刻印づけられ、ボードゲームのその世界観は 路地裏の迷路と重なりあった。あの頃『こんな感じだったろうか?』そしてあの時『これにドキドキしていたのではないだろうか?』 そんな思いから生れたのが、『スライダースタジアム・ピッチャー山本』なのだ」(2001年、橘宣行)








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