このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> たてはちょう科

ホソバヒョウモン 


ホソバヒョウモン(細羽彪紋)
学 名Clossiana thore
科 名たてはちょう科
時 期年1化、6月〜8月
分 布北海道(中部〜東部)
大きさ(前翅長)22-27mm
(開張)30-40mm
生育地山地の樹林周辺
<特徴>
 年1回、夏に北海道(中部〜東部)の山地の樹林周辺で見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に、前翅には黒褐色の斑模様があり、後翅には黄の斑紋が見られます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が目立ちます。幼虫は、スミレ科植物(オオタチツボスミレ、ミヤマスミレ、ツボスミレなど)を食べます。

<名前の由来>
 細(ホソ)長い翅(ハ)形で、彪のような紋(ヒョウモン)を持つ蝶という意味で命名されています。

<備考>
 季節型はありませんが、メスはオスよりやや大きくて丸味を帯びる、北海道特産種です。別名、ヒメカラフトヒョウモン。

ホソバヒョウモン(たてはちょう科) 2007年8月7日午前、北海道上川町で撮影

 2007年8月7日午前、北海道上川町の標高1,000m余の地点で撮影しましたが、しばらくとまっていてくれたので、接写できました。

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