このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> たてはちょう科

カバタテハ 


カバタテハ(蒲立翅)
学 名Ariadne ariadne
科 名たてはちょう科
時 期多化性、1年中
分 布沖縄県の八重山諸島
大きさ(前翅長)24-28mm
(開張)45-55mm
生育地樹林周辺、草原など
<特徴>
 日本では、迷蝶として扱われていますが、近年沖縄県八重山諸島の西表島や竹富島などに定着したようです。多化性で、これらの島では1年中見ることが出来るタテハチョウの一種です。翅の裏側は、茶褐色の地に、黒褐色の筋が何本も見られ、前翅先端近くに白い点が目立ちます。翅の表側は、蒲色の地に黒褐色筋が見られます。ゆるやかにスイスイと飛んででいます。幼虫は、トウダイグサ科植物(トウゴマなど)を食べます。

<名前の由来>
 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、ガマ(蒲)の穂に似た赤みのふかい黄赤色である樺(カバ)色なのでこの名が付きました。

<備考>
 季節型はありません。

カバタテハ(たてはちょう科) 2006年2月25日「多摩動物公園」(東京都)の昆虫生態園で撮影

 2006年2月25日「多摩動物公園」(東京都)の昆虫生態園で撮影しましたが、人工飼育されているもので、多くの亜熱帯産の蝶が館内を飛び交っていました。

カバタテハ(たてはちょう科) 2006年3月11日「南房パラダイス」(千葉県館山市)の蝶館で撮影

 2006年3月11日「南房パラダイス」(千葉県館山市)の蝶館で撮影しましたが、人工飼育された亜熱帯産の蝶がたくさん飛び交っていました。

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