このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


★★★急行「かむい」リバイバル運転情報★★★   運転日:3/9  列車番号:(下り)9513M・(上り)9514M  主な停車駅:札幌・岩見沢・滝川・旭川  運転時刻:(下り)札幌1003→岩見沢1040−1100→滝川1130−1140→旭川1236 (上り)旭川1450→滝川1538−1558→岩見沢1638−1650→札幌1740 使用車両:711系札幌車3両編成  リバイバルかむい号の運転を記念し、3/9〜北広島駅で記念オレンジカードが2枚組2000円で販売。 ◇注◇この電車は、団体臨時列車の為に乗車券の一般発売などはありません。



急行「かむい」

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「かむい」とは、旭川市近郊にある「神居古潭」渓谷から命名された列車である。急行「かむい」は、昭和34年9月のダイヤ改正で小樽〜旭川・上芦別間の準急列車として登場する。上芦別沿線には当時、炭坑が操業しており連結する重要性があった。翌35年7月には、札幌〜旭川間に1往復増発する。その後、昭和37年・39年・40年にも増発している。昭和40年代に入ると「高度経済成長」に伴う輸送力の増大と当時、日本全国に広がってきた電化の波が北海道にも聞こえるようになり、昭和43年8月には、小樽〜滝川間の電化が完成。同年10月のダイヤ改正からは、北海道としては初の電車急行として運転されるようになる。この時に新製されたのが711系である。ちなみに滝川〜旭川間の電化は翌44年9月に完成したために電車急行は命名された「神居古潭」を通らなかった。電化が完成した44年10月の改正では、複雑化した列車の行き先を整理し小樽・札幌〜旭川間の列車に改め、8往復まで拡大する。昭和47年3月には、毎時30分発の列車として同年10月に設定するL特急の下地づくりをした。ところが昭和50年7月のダイヤ改正で特急「いしかり」が札幌〜旭川間に設定され、同じ線を走っていた「かむい」は7往復に削減された。(改正前までは10往復運転)更に、昭和59年には特急「ライラック」の増発により「かむい」は2往復まで削減される。そして、国鉄最後のダイヤ改正が実施された昭和61年11月のダイヤ改正で札幌〜滝川間を最後まで残っていた急行「かむい」を「そらち」とし、「かむい」はついに廃止に追い込まれた。今回、「かむい」は昭和43年の登場時である711系3両編成で運転される。
★★★回送時刻★★★
●3月9日●
回9233M
手稲927→琴似938→桑園941→札幌944
回9234M
札幌1746→桑園1748→琴似1750→手稲1756

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