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ビーストウォーズセカンド最終回に、勇者を見た!


最近めっきり寒いですのぉ・・・・・熱く燃えるもんが欲しいですのぉ。
と、言うわけで、偶然家の奥から発見したビデオに、ビーストウォーズⅡが入っていたので、見ていたところ・・・・・
作画が酷すぎて見れたもんじゃない、と思った。
確かあれは勇者シリーズが終わって1、2年経った頃だ。
勇者シリーズであれだけ上手いことやりくりしていたのに、何でここまで・・・・???
これは90年代後半のアニメじゃない、むしろ10年前にも劣ってたりする。
さらにオープニングときたら、初代TFを意識したのか、予算が無かったのか、第1話映像の使いまわし。
ほぼそれだもんでショックだわよ。
でも、いつか報われる事を信じて、最終回まで一気に見たわよ!

しかし、最後の最後まで、報われることは無かった・・・・・・・・と、思いきや。
本当に最後の最後に報われたのだ。

それは最終回のBパート辺りだった。
人工惑星ネメシスの外壁に穴をあけ、アンゴルモアエネルギーを放出させる作戦が成功。
やり場の無くなったガルバトロンは、地中に逃げて行くのだった。
それを追いかけるライオコンボイとライオジュニア。
とうとうガルバトロンを追い詰めます。
と、そんな風なあらすじ。


スクーバもちゃんと説明してくれました(泣)

そこまでは作画も今まで通りだったのですが・・・・・・・・・・。


変化は突然現れました。

ライオ「・・・ガルバトロン」

ガルバ「来たな、ライオコンボイ!」




ライオ「ネメシスはもうすぐ爆発する!戦う意味は無い!」

おぉ???




ガルバ「まさかそんな事を言うために、ここまで来たのではあるまいな!!」

おおぉ!!?




ライオJ「な、なんだ!?」

ライオ「まさか!!このエネルギー全てを・・・・!!?」




ガルバ「フフハハハハハハ!!力が!!身体に力がみなぎってくるぞ!!!」

おぉぉぉぉ!!!とうとう来たか!!
待っていたんだよ、こういう作画を!!
アンゴルモアエネルギーを吸収して、どんどん大きくなっていくガルバトロン。
いいぞいいぞ、そのままどんどん行けぇぇぇぇぇ!!!

と、ココでアイキャッチ。
何だか拍子抜けだな・・・・おい。
気の抜けるCMがあけて、再びアイキャッチ、Bパートに突入だ。

しかし、始まってそうそう、ライオコンボイのマトリクスの力とか、何とかで、ガルバトロンの身体にヒビが入って砕けてしまいました。
なんつーか、もの凄い消化不良気味。


一方の部下達はというと・・・・・・。











CM明けた途端、急にカッコよくなりました。

よかったよかった、こいつらマシな書き方されてないもんな・・・・最後の最後だけでも、存分に羽を伸ばしなさいって。


そしてこっちもサービスタイム。

  


 

通常の時(下)と比べると、力の入れ方が段違いというのが分かる。
下の体形の方がそそるとか言う人も、居るには居るが・・・・・・。


さて、場面は変わってネメシス内部。
ライオコンボイとライオジュニアが瓦礫の中から無事生還。
そしてほぼ同時にガルバトロンも無事生還。

ライオ「さぁ、早く脱出を!!」

あくまで仲良し路線を突き通すライオコンボイ。
あんまり助けようとする司令官は・・・・なんかイマイチだな。



ガルバ「この身体のエネルギー全てを使えば、宇宙全体とはいかんでも、貴様らだけは倒せる!!」

当然ガルバトロンはそんな誘いは受けません。倒そうとします。
それにしても一気に顔濃くなったなぁ・・・・・・・。




そんな濃い顔にショックを受けたのか、一緒に逃げてくれないからいじけたのか、なんだかセンチメンタルになるライオコンボイ。
・・・・・・そんなんでいいのか司令官?




ガルバ「どうした!!かかってはこんのか!!ライオコンボイ!!!」

ガルバトロンはガルバトロンで、むしろ戦うようにエールを送っちゃったりします。




それに促されて地を蹴るライオコンボイ。
何だかんだ言っても、やっぱり戦うのがトランスフォーマーなのさ。
戦うために生まれた〜〜トランスフォ〜マ〜〜♪
そういう意味では初代のEDって偉大なんだね。



それを見て大笑いするガルバトロン。
マジで楽しそうだ・・・・・・。


展開的に何だか勇者シリーズみたくなってきたなぁ・・・と思った
次の瞬間!!










ゆ、勇者降臨!!!?

や、やってくれたぜライオコンボイ!!
あのガタガタの作画で有名なビーストウォーズで、こんなにいい構図を見られるなんて・・・・
はぁ、夢かしら。



ガルバトロンもどんどん顔つきが良くなっていく!
交じり合うライオンクローとガルバアックス!!
火花が散り、装甲が砕けて飛び散る!!
おうおうおう、お前達!!勇者してるじゃねぇか〜〜!!

両者とも退かぬ戦い、先に先手を打ったのはライオコンボイだ!!
そして、その必殺技は!!




かげぶんし〜ん

えぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!?



ガルバ「なにぃぃぃ!!!!??」

そりゃ誰だって驚くよ。

ガルバトロンが驚いてる間に、ライオコンボイは容赦なく・・・・







ライオ「ライオンクロォォォォォォ!!!」




バリ〜〜ン!!

ガルバトロンの弱点、胸のクリスタルを砕いてしまいました。
ひ、卑怯者〜〜〜〜〜!!!!!




ガルバ「ぐぅぅぅ・・・・・・・・・・・」



ガルバ「み、見事だ・・・・・・・・・・」



ガルバ「ライオコンボイ・・・・・・・・」



ガルバ「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ウソつけーーーーー!!!
どこが見事だよ!!!?
思いっきり卑怯だろうが!!!


今まで「早く脱出して逃げよう?」とか言ってたくせに、ケンカ売られると、どんな卑怯な事をしても勝つ・・・・。
相当キレてやがるぜ、コイツ。




結局ガルバトロンはライオコンボイの卑怯な手に負け、大爆発してしまいました。
そこでナレーションから驚愕の事実が語られます。


ナレーション「凄まじい爆発とともに、ネメシスは爆発し、やがて月と一つの天体となり、惑星ガイアを周る軌道にのった」
ちょっと待て、天体が爆発して一つの天体になるまでには天文学的な時間がかかるんだぞ?
お前ら一体何十兆何千億年漂ってんだ!!?
ある意味超竜神よりすげぇぞ・・・・。

月を巻き込んだのに、ピンピンしてる月のお二人さんも恐ろしい存在だが。


  

闇に輝くギガゾンビ・・・じゃない、サイバトロンマーク。だって似てるやん。


ちなみにこっちはドラゾンビ。



 

キッド「あれ?ここはどこだ」

ダイバー「ワテら、爆発の勢いで壊れてしまったんやろか?」

 

ビッグ「うぉぉぉぉ!!天国にしては殺風景なんじゃい!!」

アパッチ「ライオコンボイ・・・ライオコンボイはどちらに・・・?」

 

スクーバ「あれ?タコスミ吐いたっけ?」

サントン「若・・・・やはりまだ早すぎたのか・・・・・」



スカイワープ「戦いはどうなったんだ!?惑星ガイアは・・・!?」


真っ暗闇の中に佇むサイバトロンの一同。
ここぞとばかりにみんな作画が良くなっていく。
頑張るなぁ・・・・もうすぐ番組終わるよ?




みんなの前にライオコンボイとライオジュニアが現れる。
どうしてみんな助かったの?と聞くと
ライオJ「ネメシスが爆発する瞬間、ライオコンボイが最後の力で皆を助けたんだ」

まぁ、いいよ・・・・・・それならそれで。

サイバトロンは光の指す先へ向かって、助けを求める人たちのところへと向かいます。
ホントに光の道とか出来ちゃうし。



ライオ「君たちの宇宙とはしばしお別れだ!きっとまた会おう!!」

お?視聴者に向かって挨拶とは偉そうな事しやがるじゃないか・・・・
お前は魔女っ娘メグか!!?




ライオ「みんな、明日に向かって行くぞ!!」

全員「おーーーーーーーーーっ!!!」



最後はカッコよく決めてるように見えるけど、
アンタあんな卑怯なやり方でガルバトロン殺してますからね。
わたしは、お前さんに色々と言いたい事があるからよーくお聞き、そもそも司令官たるものが・・・・








って、終わりかよ!!!?

畜生!!そのままやり逃げって酷すぎだろ!!
まぁいいか・・・・終わりは終わりだもんな。
めでたしめでたし。

とりあえず、カッコいい構図は見せて頂きましたが、ストーリー的には尻つぼみすぎて面白みが無いような・・・。
いやいや、確かにビーストウォーズセカンドに、勇者は居た!
無理矢理だけどな。


おしまいける。




















ゴメン、俺がバカだったわ。





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